施設の再開情報と新型コロナウイルス対策について
2020年5月21日に兵庫県の緊急事態宣言が解除されたのを受け、伊丹市内の各ミュージアム(美術館、博物館等)が順次再開されています。
緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染のリスクに備え、各施設で対策を行っています。以下に、各施設の再開情報とあわせて、新型コロナウイルス対策を記載しています(来館者へのお願いのうち主なもの)。詳細については、各施設のウェブサイト(リンクを掲載)にてご確認ください。
来館者へのお願い(各施設に共通するもの)
- マスクの着用をお願いします。
- 咳エチケット(咳やくしゃみの飛沫による感染の防止)を徹底してください。
- 会話はなるべく控えてください。
- 設置された消毒液での手指の消毒をお願いします。
- 発熱や咳などの症状がある等、体調がすぐれない方は入館できません。
- 混雑回避のため入場制限を行います(施設により制限内容が異なります)。
- 他の来場者との間に十分な距離を保ってください。
- 各施設では、展示やイベント等の時期変更・中止がありますのでご注意ください。
(事前に公式ウェブサイト等にてご確認ください) - みやのまえ文化の郷(伊丹郷町館、柿衞文庫、工芸センター、美術館)の新型コロナウイルス対策は各施設で共通のため、美術館の展示案内の後にまとめて記載しています。
1.伊丹郷町館
5月26日(火)より開館
施設情報
場所:伊丹市宮ノ前2-5-28
TEL:072-772-5959
開館時間:10:00~18:00(入館17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌日)
入場料:無料
伊丹郷町館ウェブサイト
2.柿衞文庫
6月2日(火)より開館
企画展「季節のことば—春を詠む」
会期:2020年6月2日(火)~7月31日(金)
観覧料:一般200円、大高生100円、中小生50円
柿衞文庫ウェブサイト展覧会ページ
概要
季節のことば(季語)は、四季に恵まれた日本の風土から生まれました。古来、春は陽とされ、空うららかに万物が初めて生まれる季節。個性豊かな俳人たちが詠む春の句をお楽しみいただきます。
(柿衞文庫ウェブサイト展覧会ページより転載)
施設情報
場所:伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-782-0244
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日
※6月21日(日)臨時休館
柿衞文庫ウェブサイト
3.伊丹市立工芸センター
6月2日(火)より開館
企画展「北陸のうつわ展―19人の素材とかたち」
会期: 6月2日(火)~6月14日(日)
観覧料:無料
伊丹市立工芸センターウェブサイト展覧会ページ
※会期が変更されていますのでご注意ください
※関連企画は全て中止となりました
(※チラシの会期は変更前のものです。会期は6月2日(火)~6月14日(日)に変更されています)
概要
日本全国の様々な地域にスポットをあて、その地ゆかりの工芸作家による“うつわ”を紹介してきた展覧会。今回は、北陸地方の富山、石川、福井の3県を取り上げます。北陸地方は、工芸の盛んな地域として知られ、また近年、歴史の中で培われた技術や手法を踏まえながらも現代感覚を取り入れ、独自の表現を追求する工芸作家が増えつつあります。また各種工芸教育・研修機関も多く、国内外で活躍する工芸作家が多数輩出されており、日本の工芸の拠点の一つとして、今後益々の国際的な注目が期待される地域です。本展では、この地に制作の基盤を置く陶、漆、金工、ガラスの4分野の作家19名の作品が一堂に会します。それぞれのつくり手たちの個性が映し出された多彩な“うつわ”による継承と革新の競演をご覧ください。
(伊丹市立工芸センターウェブサイト展覧会ページより転載)
施設情報
場所:伊丹市宮ノ前2-5-28
TEL:072-772-5557
開館時間:10:00~18:00
休館日: 月曜日
伊丹市立工芸センターウェブサイト
4.伊丹市立美術館
6月23日(火)より開館
「生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし」
会期: 6月23日(火)~7月31日(金)
観覧料:一般800円、大高生450円、中小生150円
伊丹市立美術館ウェブサイト展覧会ページ
※会期が変更されていますのでご注意ください
※関連企画は全て中止となりました
《三毛猫》1959 年, 油彩・板, 愛知県美術館 木村定三コレクション
《つつぢに揚羽蝶》1962 年, 油彩・キャンバス, 蘭島閣美術館蔵
概要
単純な形態と明瞭な色彩を特徴とする画風「モリカズ様式」で人々を魅了しつづける画人・熊谷守一(1880-1977)。
明治・大正・昭和を貫く97年の生涯と、70年を超える画業を全うし、その風貌と人柄から「画壇の仙人」「超俗の画家」と呼ばれています。しかし、この世俗から離れたイメージが独り歩きし、時に作品そのものへの評価と混同されることもありました。
そこで本展では、熊谷がどのような人生を歩み、どのように絵と向き合ったのか、その真の像を改めて見つめなおします。画業を辿る上で欠かせない代表作と、近年になって所在が明らかになった逸品を中心に、油彩画・日本画・書の約200点を通して、あるがままの「自分」を貫いた稀代の画人に迫ります。
施設情報
場所:伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-7447
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日: 月曜日
伊丹市立美術館ウェブサイト
主な新型コロナウイルス対策(「みやのまえ文化の郷」共通)
- 入館時に「連絡先ご記入のお願い(日時・氏名・連絡先・来場人数・健康状態)」を記入。
(こちらから様式をダウンロードして事前記入も可) - 館内および展示室内の人数が多数となった場合は入場制限を実施。
- 混雑防止のため鑑賞はなるべく90分以内。
- 団体鑑賞(10名以上)は受付不可。
- 詳細は、以下のリンク先を確認ください。
みやのまえ文化の郷へご来館の皆さまへのお知らせとお願い(内容は各施設共通工芸センターウェブサイト)
5.伊丹市昆虫館
6月3日(水)より開館
※一部展示の会期が変更されていますのでご注意ください
※体験型展示、学習室の閲覧、イベント等は当面中止
企画展 ほっとパークこやいけ
会期:6月3日(水)~7月27日(月)
場所:2階 第2展示室
プチ展示 いもむし・けむしpart2
会期:6月3日(水)~9月28日(水)
場所:2階学習室
伊丹市昆虫館ウェブサイト展示ページ
プチ展示 昆虫採集と標本作製道具
会期:6月3日(水)~10月5日(木)
主な新型コロナウイルス対策
- 入館時に入館者カードを記入。
- 館内に滞在できる人数を60人までとし、入口で入館制限を実施。
- 館内での滞在時間は60分程度に。
- 入館制限期間中は、10名以上の集団での利用は不可。
- 現在、館内・対面での昆虫等の質問対応は行わず、メールまたは電話、FAXにて対応。
- 詳細は、以下のリンク先を確認ください。
伊丹市昆虫館 6月3日(水)より再開のお知らせ - 現在の入館制限の状況(待ち時間)を伊丹市昆虫館ウェブサイトにて公表(随時更新)。
伊丹市昆虫館ウェブサイト(トップページ)
施設情報
場所:伊丹市昆陽池3-1
TEL:072-785-3582
開館時間:10:00~16:30(入館は15:30まで)
入館料:大人400円、中高生200円、3歳〜小学生100円、2歳以下無料
伊丹市昆虫館ウェブサイト
6.伊丹市立こども文化科学館
5月23日(土)から開館
プラネタリウム
※プラネタリウム室の定員を、各回30名に限定
概要
★レギュラー投影
今夜の星空とともに旬な話題や季節ごとのテーマを解説員がご案内します!
★トワイライト投影(投影時間:約30分)
(毎週土曜日の16:15~)
音楽と星空に包まれる癒しの時間。大人向け 今夜の星空案内。
★ちびっこ投影(投影時間:約30分)
毎週日曜日&祝日 10:00~(6月は7日、14日、21日、28日)
星と物語を楽しむ30分。小さなお子さまにおすすめ!
(伊丹市立こども文化科学館ウェブサイトより転載)
主な新型コロナウイルス対策
- プラネタリウム室の定員は、座席の間隔をあけ、定員30名(座席数150席)。
- プラネタリウムのすべての回の投影時間は約30分。
- 手で触れる箇所の多い一部展示物の使用を中止。
- 当面の間、伊丹市・兵庫県の来場者を対象。
- 来館時、来館者カードに氏名・連絡先等を記入。
- 詳細は、以下のリンク先を確認ください。
こども文化科学館の新型コロナウイルス感染症対策(伊丹市ウェブサイト)
施設情報
開館時間:9:00~17:15(入館は16:45分まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
観覧料:大人400円、中高生200円、小人100円
伊丹市立こども文化科学館ウェブサイト
7.伊丹市立博物館
5月19日(火曜日)から開館
※開催予定のすべてのイベントについて、当分の間、中止・延期
令和2年度 春季テーマ展 旧村シリーズ15 伊丹郷町~猪名野神社、おまつり日和~
会期:5月19日(火)~6月21日(日)
伊丹市ウェブサイト伊丹市立博物館展示ページ
概要
市域にかつて存在した村々を一つずつ紹介していく「旧村シリーズ」15回目は、伊丹郷町を取り上げます。
伊丹郷町は、27ヵ町で構成される伊丹町を中心に、15ヵ村が一続きになっていた在郷町です。寛文元年(1661)に郷町の内11ヵ村が近衞家領となり、近衞家のもと、伊丹の酒造家を束ねていた酒家年行事24家が年番で町政を取り仕切りました(惣宿老〈そうしゅくろう〉)。
町域の最北端に位置する野宮〈ののみや〉が郷町の氏神で、郷町外の北河原村(現伊丹市)や天津〈あまつ〉村(現伊丹市)、猪名寺村(現尼崎市)にも氏子がいました。なお、神仏習合であった江戸時代において同社は神社の門前にある金剛院が管理しておりました。
野宮の祭礼として、江戸時代中期ごろから、野宮から猪名寺村へと神輿〈みこし〉が巡行する、「お渡り」が行われてきました。
野宮は明治元年(1868)に猪名野神社と改名し、現在に至ります。そして猪名野神社はこの度、兵庫県指定文化財に指定されました。
本展では、郷町の歴史について、近衞家と酒造家による町政や、猪名野神社にスポットを当てて展示を行います
(伊丹市ウェブサイト伊丹市立博物館展示ページより転載)
おうちで伊丹市立博物館
学芸員が紹介する動画や、子どもたちが楽しみながら学べるコンテンツを提供。
今から約220年前、江戸時代に著された「日本山海名産図会」(館蔵)より、伊丹での酒造りの工程を描いた図を公開します。
主な新型コロナウイルス対策
- 「3密」回避のため、混雑状況によっては入場制限を実施。
- 学習コーナー(1階ロビー北側)を閉鎖。このため、刊行物や一般書籍の閲覧と中止。
- 詳細は、以下のリンク先を確認ください。
伊丹市立博物館 展示観覧再開について(伊丹市ウェブサイト)
施設情報
場所:伊丹市千僧1-1-1
TEL:072-783-0582
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日と月末日
伊丹市ウェブサイト伊丹市立博物館
8.伊丹市埋蔵文化財センター
5月25日(月)から開館
展示Vol.3「伊丹郷町って?」
概要
発掘調査は遺構の発見から始まります。
遺構からは遺跡など、当時の住んでいた人たちの職業や営みが垣間見えるものです。
伊丹郷町(いたみごうちょう)遺跡では多数の調査事例があります。しかし、「伊丹郷町って?」と聞けば、「郷町ってなに?」「お酒?」「どこ?」「マンション?」というのが現状で、「酒蔵」以外の実像が知られていません。
そこで、今回の展示では、近世・近代、酒造業で栄えた伊丹郷町の発掘調査成果から「くらし・生業・食文化」などを魅せます。
(伊丹市ウェブサイトより転載)
主な新型コロナウイルス対策
- 「3密」回避のため、混雑状況によっては入場制限を実施。
- 詳細は、以下のリンク先を確認ください。
伊丹市埋蔵文化財センター 展示観覧再開について(伊丹市ウェブサイト)
施設情報
場所:伊丹市桑津3-1-36
TEL;072-784-1039
開館時間:9:30~17:00
休館日:土日祝
入館料:無料
伊丹市ウェブサイト伊丹市埋蔵文化財センター
[ITAMI ECHO編集部]