8月1日(土)、三軒寺前広場で、第5回伊丹三軒寺夜市が開催されました。
三軒寺夜市と言えば、まずはこのネオンの門。広場にはこのネオンの門が設置され、ベトナム提灯が連なり、さらに門の横では明るい星細工のライトが売られていて、なんとも言えないエキゾチックな雰囲気を漂わせています。
台湾?ベトナム?トルコ?どこか知らない国の小さな夜市に迷い込んだような気分。屋台はもちろんフードトラックも来ていて、キーマカレー、ガパオライス、中華そばなど各国のストリートグルメのいい匂い。もちろん冷たい生ビールも楽しめます。
『クロスロードカフェ』前のライブスペースでは生バンドが登場で大盛り上がり。前列の人々が音楽に合わせて踊ったり体を揺すったり、思い思いに音楽を楽しんでいて、いつもの三軒寺広場とは違う熱気の渦を感じました。昼間の熱がまだ残っている少し暑い夜でしたが、暑さなんてものともしないエネルギーがありました。
他のブースは、いつでも子どもたちに大人気の金魚すくいやスーパーボール拾い、みつづみ書房を中心とした古本屋ブース、手作りのアクセサリーやヴィンテージ家具などを売るお店などの出店もありました。いろいろあるのが夜市の魅力ですね。
例年のように、光の玉が設置されている周りでは子どもたちが大はしゃぎ。みんなのインスタ映えスポットとして今年も活躍していました。
今年はコロナ禍で多くの盆踊りや花火大会などのイベントが取りやめになっている分、『三軒寺夜市』は、2020年の夏の夜の思い出をつくる貴重な、忘れがたい夜となったのではないでしょうか。終わりの時間が近づいてきても、何か立ち去りがたい、もっとこのまま夏の夜を遊んでいたいなあ、と思えたイベントでした。
ライター:なみま