伊丹市立博物館に昔の阪急伊丹駅のジオラマが展示されてるので見てきた

伊丹市立博物館に昔の阪急伊丹駅のジオラマが展示されてるので見てきた

伊丹市立博物館の1F特別展示室前に、2代目阪急伊丹駅の模型(ジオラマ)が展示されています。

↓こちら。

このジオラマは、市内在住の大学生さんが製作したもので、学校の授業で震災について学び、家庭でも当時の話を聞いて興味を抱いた中で、自分で書籍や写真を調べたり、関係者に聞き取りしながら想像して作成したものだそう。

今回、博物館や図書館、中央公民館などで開催中のミニ展示「阪神・淡路大震災25年を想う」の趣旨に、この模型の製作が合致したため、今回の展示が実現したそうです。

大学生ということは当然、25年前の阪神・淡路大震災で倒壊した2代目の阪急伊丹駅を実際に見たことがないわけで、当時の写真や取材だけでここまでの想像模型を作り上げたのはスゴイ!

縮尺は150分の1なので、Nゲージサイズ。
1階のひさしの左端上の大きく空いているところがボントンビルへの陸橋がつながっていた部分ですね。
向こう側が伊丹セントラルプラザ(ジャスコ)があったほうです。

配線もほぼ再現。一番左が1号線で、朝と夕方の一部時間帯しか使われず、普段は右の2号線・3号線を使っていました。
ホームは多分市販品を使っているので、先端部分まで屋根がついていないのは仕方ないところですが、1号線の右にもう1本の線路が入るスペースがあったところや、1号線ホームの屋根が少し短いところなどは、良く再現されてます。

1階コンコースもよく再現されてます。通路の柱の上部分が太くなっていますが、その部分に広告がでていたはず。
写真左端の黒い窓の場所には、たしか喫茶「リラ」があったはず。

(写真提供:松田潤氏)

震災時にはまさにその1階コンコース部分から崩れたことがわかります。

2代目阪急伊丹駅に関する記述展示もあります。

当時の貴重な写真の数々も。上段右には1階コンコースの写真があります。

完全に倒壊した1階コンコース(東西自由通路)。

↑そしてこちらが高架化前の阪急伊丹駅の航空写真。①が初代の阪急伊丹駅、②の部分が現在の阪急伊丹駅です。

最後におまけで、僕たっきーが少年時代に伊丹駅で撮った写真をご紹介。

といいながら、駅舎全体を撮った写真はないんです。撮っときゃよかった…。
810系電車のクローズアップですが、後ろをよく見ると「伊丹セントラルプラザ」3階入り口の飾りと、上に昔のジャスコのロゴが見えます。
電車が止まっているのは真ん中の2号線です。

かなり「テツ」的な目線でご紹介してしまいましたが、それだけ精巧に作られているジオラマで、とても当時のことを知らない大学生が想像だけで作ったとは思えない出来栄えなんです。

鉄道好きだけではなく、当時のことを知っている人にも、知らない人にとっても、当時の阪急伊丹駅を知る貴重な資料なのではないでしょうか。

伊丹市立博物館では現在、毎年冬の恒例展示「第44回学習参考展『むかしのくらし』」も開催中ですので、合わせてどうぞ。

開催概要

「倒壊前の阪急伊丹駅イメージ想像模型展示」
◎展示期間:2020年3月7日(土)まで 9時~17時(入館は16時30分まで)
※毎月曜日及び月末日は休館
◎展示場所:伊丹市立博物館1階ロビー
(伊丹市千僧1丁目1-1)
◎入館料:無料

[文:たっきー@ECHO]

※記事中の展示物ならびに写真は特記を除き、伊丹市立博物館の許可を得て掲載しています。

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