3月19日に国土交通省から2020年の土地公示価格が発表されました。
新聞などにも掲載されていたので見られた方も多いと思います。
土地公示価格とは全国26,000ヶ所の「標準地」と呼ばれる地点の1月1日現在の地価を調査したもの。
伊丹市内には36ヶ所の標準地があります。
国土交通省のサイトでは情報がちょっとわかりにくいのですが、この公示価格データを分かりやすく集計してくれている地価公示価格チェッカーというサイトがあります。
このサイトによると、伊丹市の土地平均価格は1平方メートル当たり18万7千円ということになりました。
これは前年度より2%の上昇で、兵庫県全体の平均上昇率0.54%を上回る結果に。
住宅地は8年連続、商業地は7年連続、工業地は5年連続で地価が上昇しました。
兵庫県内(54市町)の地価ランキングでは8位、上昇率ランキングでは5位という結果になっています。
ちなみに全国の地価ランキングでは、1526市町村中154位でした。
伊丹市内の地価ランキングは?
伊丹市内で一番地価が高い地点(標準地)はどこかというと、
伊丹市中央1-5-21で、ファミリーマート阪急伊丹駅前店があるあたりのよう。
今年の公示地価は1平方メートル当たり49万円で、昨年から8.89%上昇しています。
やはり駅前の好立地というところが影響しているんでしょうか。
ちなみに2位は、
伊丹市西台1-6-11で、写真で言うと左側のタンドリーディライトや福屋工務店のあるあたり。
阪急伊丹駅から西に少し歩いたあたりです。
そして3位は伊丹市伊丹3-1-57で、伊丹郵便局と産業道路を挟んだ向かい側、ほっかほっか亭のあるあたりのようです。
最近の各種住みやすさ調査でも伊丹市が上位に上がることが増えてきましたが、地価が上昇しているということも伊丹の人気が上がっていることの一つの証明になりそうですね。
今まで日本一地価が高い場所は東京の「銀座鳩居堂」前と思ってたんですが、公示地価が日本一高いのは「銀座山野楽器」前だそうで、1平方メートル当たり5,770万円!らしいです。伊丹で一番高いところの約118倍です。想像つきませんね(笑)。
ちなみに「鳩居堂」前は「路線価(道路に面した土地の価格)」が34年連続で日本一だったらしいです。
[文:たっきー@ECHO]
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