※記事を一部加筆修正しました(12/22)。
兵庫県の阪神北県民局と阪神南県民センターを統合してできる「阪神県民局」の本庁舎が伊丹に作られる方向のようです。
上記リンクの情報によると、現在阪神北県民局(伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町)と阪神南県民センター(尼崎市・西宮市・芦屋市)に分かれている県民局を「阪神県民局」として一つに統合して、その本局を現在の兵庫県伊丹庁舎に置くということで案がまとまった模様。
↑こちらが兵庫県伊丹庁舎。伊丹市役所の南側にあります。
↓地図ではこちら。
ちなみに現在の阪神北県民局は宝塚市に、阪神南県民センターは尼崎市にそれぞれ本局がありますが、その機能を伊丹庁舎にできる本局に統合するということのようです。
伊丹庁舎が本局になる理由としては、
①阪神地区7市1町からのアクセスが良い
②災害(津波・高潮・洪水)に強い立地と、病院・消防・警察・自衛隊・空港など
関係機関との連携が取りやすい
③行政機関が集積(②に加えて税務局・法務局など)
④敷地面積に余裕があり、増築が可能
などということのようです。
現在の伊丹庁舎東隣にある会議室棟と、その前にある駐車場の東半分に庁舎を増築して、その代わり庁舎北側に新しく立体駐車場が建築される模様。
現在、この案に対する県民からの意見を募集している段階で、その後最終案を決定するようです。
統合案が正式決定したのち、来年度から基本設計などが始まり、令和4年度には整備・統合が完了する予定だそうです。
令和4年度には伊丹市役所の建て替え工事も完了する予定ですし、3年後には行政の一大拠点ができそうですね。
[文・たっきー@ECHO]