公開日:2025年09月04日
伊丹の秋を象徴する「鳴く虫と郷町」。
そのなかでも人気の高い関連イベント「まち灯りと鳴く虫」が、20回目の今年も特別な時間を届けてくれます。
市立伊丹ミュージアムや酒蔵通り一円を包み込むのは、約400基もの行灯の光。
暮れゆく空に浮かび上がる橙色の灯りが、石畳の通りや酒蔵の白壁を幻想的に照らし出し、時がゆっくりと流れるような静けさを演出します。
耳を澄ませば、あちこちから聞こえてくる虫の音。
虫かごをそっと覗き込めば、夜の主役たちが小さな身体で音楽を奏でています。
日常から少しだけ離れて、光と音の織りなす「非日常の小径」を歩く夜は20年目を迎える今年だからこそ、ひときわ特別な体験になるでしょう。
行灯の並ぶ通りには、ふらりと立ち寄りたくなるお店で虫の声を添えた小さな演出も。
秋の夜を気の向くままに散策すれば、伊丹というまちの奥深さに触れることができるはず。
2025年9月5日(金)〜7日(日)
2025年9月12日(金)〜14日(日)
夕暮れ〜21:00頃
伊丹酒蔵通り周辺
JR伊丹駅西側〜三軒寺前広場
市立伊丹ミュージアム及びその周辺(9/6、7、12、13のみ)
無料
※雨天時中止
伊丹市都市計画課
TEL:072-744-2262
Written by ITAMI ECHO編集部