速報!「Kura Master2024」日本酒コンクールで小西酒造の「超特撰 白雪 伊丹諸白 大吟醸」が最高賞のプレジデント賞に輝く!

公開日:2024年10月03日

2024年10月2日(水)14時(日本時間2日21時)、在フランス日本国大使公邸において、Kura Master2024の日本酒コンクール、および本格焼酎・泡盛コンクール、それぞれの最高賞である「プレジデント賞」が発表されました。

「Kura Master」ウェヴサイトより

日本酒コンクールで、小西酒造株式会社の「超特撰 白雪 伊丹諸白 大吟醸」が6部門1,223銘柄の中から、最高賞のプレジデント賞を受賞。

パリの日本大使公邸で開催された授賞式の様子が届きました!

従来、Kura Masterではソムリエが日本酒を、バーマンが本格焼酎・泡盛を審査していたそうですが、今年はソムリエも本格焼酎・泡盛を審査し、バーマンも日本酒を審査するという試みを実施、フランス国家最優秀職人章(M.O.F.)を授与された9名を含む123名のプロフェッショナルにより審査が行われました。

詳細はこちらのPR TIMESで確認いただけます。

プレジデント賞を獲得した超特撰白雪伊丹諸白大吟醸の他、小西酒造株式会社の日本酒は超特撰白雪江戸元禄の酒(復刻酒)熟成古酒超特撰白雪伊丹諸白大吟醸の2銘柄が審査員賞を獲得しています。

最高賞発表の瞬間に立ち会ったITAMI ECHOパリ特派員(マルコ/在フランス)は次のように話しています。

フランスは、海外の国としては、もっとも日本酒の知識が豊富なソムリエが活躍する国ですが、それでも、偏った「純米酒・純米大吟醸酒」信仰があります。「純米」の方が、ピュアなイメージがあって良質な酒だとの誤解があります。

今回、「大吟醸酒」部門のトップの伊丹諸白が、全部門のトップである最高賞に選ばれた、ということに、フランスでの日本酒展開の新しいページを開く可能性を感じました。

小西社長は、遠慮がちにですが、 「来年で創業475年になること、江戸時代から江戸に送るお酒の品質保持として最後に焼酎を加える技術が開発され、江戸で評判を博したこと」など、他の酒蔵さんとはまったくスケールの違うコメントをして、会場の度肝を抜いていました。

マルコ(ITAMI ECHOパリ特派員/在フランス)より

PRタイムズの記事の中にあった、審査員長のコメントが秀逸だと話し、会場でも、この内容で発表されていたと伝えます。

審査委員長からプレジデント賞受賞酒についての評価コメントは次の通り。

小西酒造株式会社「超特撰白雪伊丹諸白大吟醸」の評価コメント

このお酒は、銀色を帯びた淡い黄色の色調で、輝きと優雅さに溢れています。モダンな日本酒らしく、香りはエキゾチックともいえる柚子の皮や青りんご、乾燥した植物、刈りたての干し草、さらに、白胡椒のような繊細なスパイスなどと、伝統的な要素が見事に融合し、豊かで複雑な香りがあります。口に含むと、鮮やかで生き生きとしたエネルギーが広がります。時間が経つにつれて口の中で存在感が徐々に増し、なめらかで繊細な触感に包まれます。余韻は長く、後味には洋梨やドライローズのつぼみのニュアンスもあります。非常に複雑でいくつもの要素が見事に調和しており、カメレオンのように多くの料理と素晴らしい相性を見せてくれるでしょう。一品を挙げるなら、まずは帆立の料理とのペアリングが特にお勧めです。

日本酒コンクール審査委員長 Xavier Thuizat(グザビエ・チュイザ))

特派員によると、日本酒コンクール審査委員長のXavier Thuizat(グザビエ・チュイザ)さんはフランスのソムリエとして最高職人勲章を取った方だそうで、フランスのソムリエのスターで、パリの最高級ホテル「ホテル・クリヨン」のシェフ・ソムリエとのこと。

「カメレオンのように……というところが、とても印象的でした。おそらく、このように形容された日本酒は歴史上ないでしょう」と特派員は話し、グザビエさんは「ホタテととても合うのでお勧めしたい」ともおっしゃっていたそうです。

「Kura Master」ウェブサイトより

授賞式では、小西社長自身が椅子から飛び上がるほど驚かれていたそうですが(笑)、伊丹市民にとって大変誇らしく、嬉しいニュースです!

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