公開日:2025年06月25日
最近、ついに子どもを後ろに乗せて自転車デビューしました。
ついに、というのはずっと購入を迷っていたからです。自転車なんて最後に乗ったのは学生時代。さらに子どもを後ろに乗せて……なんて事故が心配、と心配性が爆発。
かつ徒歩圏内で保育園や公園に行けることもあり、特に必要を感じていなかったのですが、子どもが「ぼくもみんなみたいにおかあさんの自転車の後ろに乗りたい!」と。
たしかに保育園のお友達は自転車の後ろに乗っている子も多く、みんなさっそうとヘルメットをかぶって「ばいばい〜」と帰っていきます。
考えてみたら自転車の後ろに乗って一緒に走れるのももうあと少し。あっという間に小学生になって自分で自転車に乗って遊びに行くようになるでしょう。
よし、じゃあ自転車デビューしよう!ということで自転車を購入。ちょっと練習した後、さっそくどこかへ!とはじめてのおでかけに選んだのがこども文化科学館。
自転車で走り出すと、「たのしい〜!」と後ろの席からはしゃいだ子どもの声が。わたしもたのしい!
こども文化科学館ではプラネタリウムの上映に滑りこむことができました。
初めてだったのですが、アナウンスで「さあ5秒間目をつぶってください。1,2,3,4,5…..目を開けて!」と言われて目をあけると圧倒的な星空!
わあ!とみんなから声が上がり、子どものほうを見ると、大きく開けた目に星空が映ってきらきら。
子どもも大人もみんなが一生懸命星空を見上げる様子に、なんだか感動しちゃいました。
その後、特別上映中の、『ノーマン・ザ・スノーマン~流れ星のふる夜に~』を鑑賞。
子ども向けの素朴な人形アニメと思って観始めたのですが、これがとてもよかったです。
雪の降る季節だけ会える特別なともだち、スノーマン。そこに流れ星の夜に不思議な少年が現れて……。というストーリーなのですが、幻想的で見入ってしまうアニメのうつくしさと物語の緻密性。ラストの展開には大人でもわっと心が沸き立つような感動が待っています。
正直、自転車で気軽に行けるプラネタリウムくらいに思っていたこども文化科学館でこんなに心揺さぶられる作品と出会えるとは意外でした。
上映を終えて、「なんか、すごくよかったね!」と言いながらまた自転車に乗ってぴゅーっと帰りました。
伊丹には他にもいろいろ文化施設や公園があるから、自転車で行動できると子どもと楽しめるところがたくさん増えるなあ、あたたかくなるしどこに行くかなあと感じてうれしい今日このごろです。
Written by なみま