公開日:2022年02月16日
読者の皆様、はじめまして!
阪急伊丹駅リータにある「プレシャス丹尚堂」の山田です。
この度、ご縁があり「ITAMI ECHO」でコラムを書かせていただくことになりました。
「プレシャス丹尚堂」では、長きにわたり宝石・貴金属等を扱っており、今回、第1回目として石のお話をしたいと思います。
一言で石と言っても、石には、路傍の石からビックリするような高額の宝石まで様々なものがあります。ここでは当社が取り扱っているジュエリーやパワーストーンについての雑学をお伝えします。
装身具としてのジュエリーやパワーストーンですが、人が装身具を身に着けるようになったのはいつ頃からだと思いますか?
調べによると、13万年前にネアンデルタール人がワシの爪を装身具として身に着けていた!というのが現在分かっている最古だそうです。(15万年前の世界最古の貝殻の宝飾品という最新の説もあります)
それらの後、皆様も社会の授業などで記憶があるかと思いますが、貝殻、木の実、動物の爪、歯や牙、角などに加工を施し装飾品に使われるようになりました。そして、世界最古の宝石と言われるターコイズなどの石が世界で装身具として使われるようになり、時を経て「ジュエリー」としてその地位を確立してきました。
こうして欧州から、長い時間をかけてジュエリー市場が富裕層を中心に築かれていきます。
ジュエリー市場が富裕層を中心に広がった理由は、もちろん装飾品としての美しい魅力や石の持つパワーに惹かれる人も多かったと考えられますが、世界のグローバル化が進む中、自国通貨では代替の利かない他国でも金や銀同様、万国共通の動産価値が認められたことに深く関係します。
特に豊かであっても敵国に攻め込まれやすい国(地域)の人々にとっては、他国へ避難しても一定の価値が認められ、嵩張らない貴金属やジュエリーは自分たちを守る貴重な財産でありました。
そのような世界の流れのなかで、我が国日本のジュエリー文化は一種独特です。
世界の博物館や美術館では、装身具やジュエリーは絵画や彫刻よりもはるかに多い展示点数を誇っているほど歴史の深いものです。
が、日本においては古墳時代以降、江戸末期まで櫛やかんざし以外ジュエリーらしきものがほとんど存在せず、指輪やネックレス、イヤリングは一般的ではありませんでした。
四方を海に囲まれ外敵の心配も少なく、時の政権は変われど通貨が全く用をなさなくなる心配も無かったので、長きにわたり欧州を中心に広がったジュエリーの価値感が日本では当てはまらなかったのかも知れません。
ですので日本におけるジュエリー市場は世界に比べ歴史がとても浅いと言えます。
そんな日本ですが、江戸末期の開国以降、またたく間にジュエリー消費大国に成長します。
1990年頃にはバブル景気の追い風もあり女性1人当たりのジュエリー購入額は世界一になります。
その頃に比べれば現在の市場規模は縮小しましたが、浅い歴史にも関わらず一大消費国であるということに変わりはありません。
しかしながら、駆け足で成長した日本の市場であるがゆえに依然として「ジュエリー」はお金持ちの道楽というような誤解もあります。
この記事ではジュエリーやパワーストーンの魅力を広くお伝えしたいと思っております。
私も調べるたびにジュエリーの奥深さに気づかされます。
そんな奥深いジュエリーを間近で見て手に触れられる機会があります。
期間:2022年2月17日(木)~19日(土)※3日間限定
時間:10時~20時(19日(土)は19時まで)
場所:プレシャス丹尚堂
住所:伊丹市西台1-1-1 阪急伊丹リータ1階
TEL:072-775-0150
古来より石には人々の心を落ち着け、癒しや希望をもたらしてくれる力があると言われています。
当日は常時店頭展示していない数多くの癒し石ヒーリングストーンを展示しており手に取ってご覧いただけるチャンスです。
パワーストーンとは、特殊な力が宿っていると信じられている宝石のことを指します。
お守り、護符的なものと理解いただくと分かりやすいかも知れません。
パワーストーンと呼ばれる石にはそれぞれ象徴的な意味が付与されており、それらは石言葉と表されることもあります。
パワーストーンの一種で、癒しの力があると言われているのがヒーリングストーンです。
この石を身につけていると、心が穏やかになると言われているので、ストレス社会において助けになる石ですね。
現在、大人気のパワーストーンアクセサリーですが、今回展示させていただくものは普段なかなかお目にかかれない稀少な石の数々です。
この展示に合わせてジュエリー業界でパワーストーンのスペシャリストと呼ばれている毛利英浩さんに来店いただきます。
イベント期間中は装飾品だけでなく、毛利さんが買い付けされた珍しい水晶の置物や精緻な彫刻を施したもの等、貴重な石を種類豊富に展示します。
ご興味のある方には水晶の彫刻をオフィスに置いたところ運気が良くなったというような不思議なお話なども披露させて頂きます。(笑)
不思議な力を持つジュエリーをきっかけに皆様と一緒に楽しいお話が出来たら本当に嬉しく思います。
ベテランスタッフが待っていますので、気軽にご質問やご相談ください。
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております!
Written by プレシャス丹尚堂 山田哲