公開日:2021年12月02日
車検を控え、摩耗が気になっていたタイヤを交換することにしました。
4年前にタイヤ交換をしたときは、ネット検索をかけると、タイヤ販売(交換工賃込み)のショップが表示されて、こみこみ価格で比較検討できたのですが、最近は少し様子が違うようで。
試しに「タイヤ交換 伊丹」とネット検索をかけるとタイヤ交換工賃の価格競争?肝心のタイヤ価格は?状態です。
が、タイヤさえ手に入れれば持ち込みでタイヤ交換をしてもらえるショップが沢山あることが分かりました。
ということで、肝心のタイヤを購入すべくタイヤサイズで検索をかけてみます。
我が家の車のタイヤサイズ(225/50r17)で検索すると今度はタイヤ販売業者のサイトがズラッとヒットします。
ズラッとタイヤ取扱店がヒットしたのは良いのですが、どのタイヤを選べば良いのやら?
20代の頃は、まわりに「車好き」が大勢いたので「どこそこ(メーカー)のなんとか(タイヤブランド)がおすすめ」なんて情報を普通に聞けましたがそれも昔の話。
ここはベタですが、価格.com(カカクドットコム)で値頃感とタイヤの基本情報を調べることにします。
タイヤサイズを入力すると人気売れ筋ランキングの高い順に142種類のタイヤがヒットしました。
生来、面倒くさがり屋なものですので、当然142種類も比較検討する気にはなりません。
ということで、今回は地元伊丹に本社のあるTOYO TIREさんのタイヤを試してみようと決心。
価格.comでメーカーをTOYO TIREさんにして再検索。
一気に以下の6種類に絞り込めました。何故かすごい達成感!
ここで、価格.comで絞り込んだことにより意外な誤算。
当初予算を1本1万5千円くらいで考えていたのですが予算を1万2千円以内に下方修正する事にしました。
TOYO TIREさんのウェブサイトで下方修正した予算内に該当する4種類のタイヤ製品情報を確認します。
我が家の車はワゴン車なので、このページを見た時点でTRANPATHは除外し、PROXES Sport、PROXES CF2、NANOENERGY 3 PLUSの3種類から選択することにします。
ここでも何故か達成感!
3種類まで絞り込めたので、各タイヤの製品紹介を読みます。
PROXES Sport
驚きのウェット性能を実現。 妥協なきウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤ。
PROXES CF2
もっと上質へ。もっと低燃費へ。
NANOENERGY 3 PLUS
ウェット性能にさらなる*磨きをかけたスタンダード低燃費タイヤ。
なるほど! 分かったような分からないような……。
ここであらためて気になるのがタイヤの基本性能です。
ここで今回私が参考にしたのは、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が2010年1月より業界自主基準として策定運用しているラベリング制度です。
これは「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」を等級分けしています。(詳細はウェブサイトをご覧ください)
で、候補の3種類を調べたところ、
リム径 | 扁平率 | タイヤサイズ | 低燃費タイヤ | 転がり抵抗性能 | ウェットグリップ性能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
PROXES Sport | 17 | 50 | 225/50R17 | 〇 | A | a |
PROXES CF2 | 17 | 50 | 225/50R17 | 〇 | A | b |
NANOENERGY 3 PLUS |
17 | 50 | 225/50R17 | 〇 | A | b |
リム径 | 扁平率 | タイヤ サイズ |
|
---|---|---|---|
低燃費 タイヤ |
転がり 抵抗 性能 |
ウェット グリップ 性能 |
|
PROXES Sport |
17 | 50 | 225/50R17 |
〇 | A | a | |
PROXES CF2 |
17 | 50 | 225/50R17 |
〇 | A | b | |
NANOENERGY3 PLUS |
17 | 50 | 225/50R17 |
〇 | A | b |
なるほど、この3種で明らかに異なるのはウェットグリップ性能についてPROXES Sportが他の2種よりも性能が上であるらしい。
しかしながら、ウェットグリップ性能のaとbの差がどのようなものなのか? ここまで来たらあとは誰かに背中を押してもらいたい!
ショップの店員さんと相談しながらここまで絞り込んだわけではないので、アドバイスをもらえる信頼できる人は隣にいない……。
こうなったら、ダメもとでTOYO TIREさんのお問い合せフォームからメッセージを送って問い合わせてみよう。
ということで、トーヨータイヤへのお問い合わせフォームから質問内容を送信。
「2~3日で返信もらえたらラッキー」と思っていたところ、当日中に丁寧におすすめアドバイスをいただき、ありがたく背中を押してもらえました。
ここで大きな達成感!!
ということで。
今回はめでたくPROXES Sportに決定。
タイヤの購入はオートパーツガレージ Kaago店。(当該店の評価)
ここで安心して忘れちゃならないのは、交換作業をしてくれるショップの決定です。
タイヤが4本自宅に届いたところで自分ではどうしようもないですから。
さて、もう一度「タイヤ交換 伊丹」で交換作業をしてもらえるショップを検索。
ここは一番上位にあるショップにターゲットを絞りそのショップについて調べれるだけ調べます。
なんなら、現地へ素知らぬ顔して行ってみたりもします。
今回は自宅から徒歩でも30分ほどでうかがえる宝塚・伊丹タイヤプロショップ宝塚インター店にお願いすることに。
こちらは柴田石油株式会社のガソリンスタンド内のメンテナンス工場でした。大きな敷地内は綺麗に保たれています。
最終的な決め手になったのは宝塚・伊丹タイヤプロショップ宝塚インター店ウェブサイトの店舗ギャラリーに各店舗に在籍されるスタッフの皆さんの顔写真が掲載されおり、笑顔に安心感を覚えたことでした。
電話でタイヤ交換の予約を取り、あとはタイヤの到着を待つだけ。
ちなみにこちらのショップでは、所定の要件を整えればタイヤの直送も可だそうです。詳しくはウェブサイト内直送の場合をご確認ください。
今回、私はどんな状態でタイヤが配送されるのか見たかったので自宅宛て配送の手配をしました。
2本ずつしっかり結束されて到着!タイヤ4本で荷室はほぼ一杯。
これらを積んでタイヤ交換予約時間に間に合うように余裕をもって出発。
今回、タイヤ交換作業をリポートさせていただきました。
少し手間はかかりますが、限られた予算内でワンランク上の(掘り出し物に出会えればそれ以上の!)タイヤを装着できる可能性があることがわかりました。
ただ、これには信頼できるタイヤ屋さんと安心して交換作業をお任せできるショップと出会える事が重要だとあらためて実感しました。
取材にご協力いただきました宝塚・伊丹タイヤプロショップ宝塚インター店のスタッフの皆様ありがとうございました。
こちらのショップは、皆さん一様に気持ちの良い接客をされてとても良い空気が流れているショップです。もし、ご近所でまだご利用になられたことがない方は一度足を運ばれることをおすすめします。
Written by ショージ