貴重な関西公演!天才声楽家「アビシェーク・ ラグラーム」率いる一流アーティストグループの公演が伊丹で!「南インドの聖なる歌声とリズム」11月12日(日)開催!

公開日:2023年11月09日

11月12日(日)、「タミル文化交流サロン」主催による『「南インドの古典声楽一流アーティスト来日関西公演」~南インドの聖なる歌声とリズム in 伊丹~』が伊丹アイフォニックホールで開催されます。

マルガユニティーウェブサイトより

ニューヨークのメトロポリタン美術館でも公演を行い絶賛されたアビシェーク・ラグラーム(ボーカル)率いるバンド、「アビシェーク・ラグラームグループ」がカルナータカ音楽を演奏します。

天才声楽家として有名なアビシェーク・ ラグラーム率いる一流アーティストグループの公演が関西で、伊丹で観られる貴重な機会!

アビシェーク・ラグラームグループの動画

公演内容について

主催の「タミル文化交流サロン」は、公演のきっかけや内容について、次のように説明しています。

南インドの東海岸に面したタミルナードゥ州(州都:チェンナイ)に古くから住む人々をタミル人といい、ドラヴィダ語族の中でも最も古いタミル語を話します。

太古から神々への祈りや讃歌を表している詩、音楽、舞踊などが人々に豊かさをもたらしていることに誇り持ち、途絶えることない揺るぎない真理を兼ね備えているタミルの芸術文化の繁栄は今も続いています。

最近では、海外からも注目されて人々を魅了するタミル芸術!

今回はその中でも天才声楽家として有名なアビシェーク・ ラグラーム率いる一流アーティストグループをまちかど倶楽部さんが招聘し関東公演されることを知り、ぜひ関西でもこの素晴らしい機会を作りたいと思い関西公演をさせていただくことになりました。

南インド古典舞踊も独特なのですが、古典声楽はそれをさらに上回る独特さと、今までに聞いたことのない驚きと、強烈なインパクトがあるでしょう。その演奏は西洋の楽器と思っていたヴァイオリンで、メロディ(Raga/ラーガ)を担当することにも注目です。そしてリズム(Tala/ターラ)はムリダンガムという両面太鼓で全体を纏めつつ主張も忘れないで熱量を上げて盛りあげます。でも、どこか懐かしい!と感じるところが大いにオススメしたい点なのです。

「マルガユニティー」ウェブサイトより

カルナータカ音楽とは

今回演奏される「カルナータカ音楽」は、インド伝統音楽の二大潮流(北インド古典音楽、南インド古典音楽)の一つで、南インドの古典音楽が「カルナータカ音楽」と呼ばれます。

もとは個人の祈り・献身を歌にしたのもが、現代にいたるまで歌い継がれている。その起源は2千年以上前のバラモン教・ヒンドゥー教の聖典ヴェーダにあるとされる。

メロディー体系「ラーガ Raga」とリズム体系「ターラ Tala」の二つの独自の概念を根幹にした、ヒンドゥー教の宗教音楽ではあるが、高度な理論と技術をともない、芸術音楽としても聴かれ親しまれている。

その理想的かつ科学的な音楽性はジャズ・ギタリストのジョン・マクラフリンなどをも魅了した。(英印合同 Indo-Jazz Fusion グループ「Shkati」の結成など)

「マルガユニティー」ウェブサイトより
マルガユニティーウェブサイトより

プログラム(予定)

13:30開演
13:35オープニングアクト
南インド古典舞踊バラタナティヤム/モガリ真奈美&マルガユニティー
14:05休憩
14:15南インドの古典声楽の一流アーティストコンサート
アビシェーク・ラグラームグループ(ヴォーカル、バイオリン、ムリダンガム)
15:30終演(予定)

オープニングアクトでは、南インド古典舞踊が登場!

モガリ真奈美&マルガユニティーによる南インド古典舞踊「バラタナティヤム」です。

バラタナーティヤムとは

神々との交流手段として、寺院に直属の巫女「デーヴァダーシー」(神様の召使い)による舞が始まりとされています。紀元前1世紀頃には、音楽と舞踊の経典バーラタの「ナティヤ・シャーストラ」が書かれています。現在の形は19世紀初め頃、舞台芸術として整えられましたが、神への祈りや讃歌、神話の表現を留めた芸術として、現在は全世界に広まっています。足首に鈴をたくさんつけ歯切れのよいステップをリズミカルに踏みながらダイナミックな全身の動きと指先、顔や目の感情や物事を表現する繊細な動きが特徴です。

「マルガユニティー」ウェブサイトより

出演者

マルガユニティーダンサー(『マルガユニティー』ウェブサイトより)

アビシェーク・ラグラームグループ

アビシェーク・ラグラーム(ヴォーカル)

1985年生まれ。ミュージシャンの家系に生まれ、幼少より打楽器を習い、南インドのコンクールでも多くの賞を受賞。その後ボーカルへと転向。6歳にして既に初舞台を踏み、14歳の時には、祖父でもある名ムリダンガム奏者パルガット・ラグーとのアメリカツアーで国際的デビューを飾る。正確なピッチと鋭いリズム感、そして豊かな創造性で南インド古典音楽のメッカであるチェンナイでも「天才」との呼び声が高いアーティスト。現在では頻繁に海外ツアーも行い、2017年にはニューヨークのメトロポリタン美術館でも公演を行い絶賛を受けた。

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H.N.バースカール(ヴァイオリン)

1976年マイソールに生まれる。幼少の頃より父からバイオリンを習い、のちに名バイオリン奏者M.S.ゴーパラクリシュナンに師事。インド政府からの奨学金を得て、そのバイオリン演奏にさらに磨きをかけ、声楽の伴奏者、そしてソロ・パフォーマーとしてインドや海外で活躍する。伴奏時のボーカリストの自在なプレイにも瞬時に即応する柔軟性とそれを可能にする音楽IQの高さは現地でも認められ、数多くの賞を受賞している。アビシェークとともにニューヨークのメトロポリタン美術館公演にも出演。

パトリ・サティーシュ・クマール(ムリダンガム)

1970年生まれ。幼少の頃よりミュージシャンである母親からムリダンガムの手ほどきを受け、7歳で初舞台。3人の師に師事し、幅広いスタイルを習得。男女ボーカルやあらゆる器楽などピッチや伴奏スタイルの異なるアーティストにも卓越した伴奏で魅力を引き出し、なおかつ自分自身のソロでも如何なく才能を発揮する強者。万能なスーパーオールラウンダーとして、チェンナイのシーンには欠かせないアーティストとなり、タブラの巨匠ザキール・フセインなどとの共演も多い。アビシェークとともにニューヨークのメトロポリタン美術館公演にも出演。

オープニングアクト

モガリ真奈美&マルガユニティー ダンサー

モガリ真奈美(バラタナーティヤム舞踊家)
マルガユニティー主宰。
タミル文化交流サロン代表。

1990年、南インド古典舞踊/バラタナーティヤムを始める。南インド・チェンナイにてK.P.ヤショーダに師事。1998年、南インド古典舞踊グループ・マルガユニティーを開設。2001年~兵庫県立西宮香風高等学校「異文化体験・インド古典舞踊(選択科目)」特別非常勤講師を勤める。2001年2015年、K.P.ヤショーダ招聘公演(大阪・神戸)開催。日印文化交流イベントの企画、演出、出演のほか、自主公演会、イベント出演など南インド古典舞踊/バラタナーティヤムの神々への感謝、祈り、神話の”太古からのメッセージ”を伝える。レッスンクラスでは、ステージ出演を目的とする舞踊コースがあり、基礎から演目の練習を重ねている。踊る楽しさを表現するダンサーたちが数多くのステージ出演を経験している。また、タミル文化交流サロンでは、南インド文化(タミル文化)の活力や魅力の啓蒙イベントを行う。

高校生以下は無料

「タミル文化交流サロン」モガリ真奈美さんによると、「音楽や踊りなどに関心のある子どもたちにも、日頃馴染みある西洋古典音楽との違いを感じ、また、新鮮な出会いになることを期待したい」とのことで、高校生以下については料金無料だそう!

この機会に是非体験してみてはいかがでしょうか!?

開催概要

南インドの古典声楽一流アーティスト来日関西公演~南インドの聖なる歌声とリズム in 伊丹

日時

2023年11月12日(日)
13:30〜15:30(予定)
(開場12:45)

会場

伊丹アイフォニックホール
伊丹市宮ノ前1-3-30
TEL:072-780-2110

料金

前売り¥4,000
当日¥5,000
高校生以下無料

前売り券購入方法

チケット販売ページ(Peatix)から購入可能
販売期限: 11月11日(土)13:30
(コンビニ ・ATM での支払いの場合11月10日(土)まで)

または、インド料理店「Tandoori Delights」でも直接購入可能
Tandoori Delights
伊丹市西台1−6−10(1F)
TEL:072-772-3883

主催

タミル文化交流サロン

共催

まちかど倶楽部

後援

在大阪・神戸インド総領事館
NPO法人日本インド文化経済センター
神戸芸術文化会議

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