公開日:2025年10月30日
2025年11月2日(日)、三軒寺前広場で「 ART to ALKU アートと歩く、その先へ」が初開催。
アートを“観る”から、“感じる”一日に。
三軒寺前広場がまるごとギャラリーになる日がやってきます。
ALKUはフィンランド語で「はじまり」を意味するそうです。
新たな1ページをめくる「ART to ALKU」

Index
自然、アート、そして食。
3つのテーマがゆるやかに重なり合うマーケットイベントです。
主催するのは、伊丹市西台でCHAIR 暮らしとひとのまんなかを営む上村さんによるプロジェクト「ALKU(アルク)」。
2024年の終わりからはじまったこのプロジェクトには、上村さんの思いがたくさん詰まっています。
息子さんのみっくんの存在がきっかけで、問題や課題を感じていて、なにかしたいと思っていた上村さん。
思いながらもどう動いたらいいかわからなかったそうですが、昨年の秋に具体的に動きたい出来事があったとのこと。
「障害のある方の素晴らしいアートをつなぐ活動をしていく」「素晴らしいアートをたくさんの方々に見てもらいたい」
この気持ちを抱え、ALKUは動き出しました。
ゆくゆくは伊丹市や近隣の街でアート活動ができる場所をできる、つくることを目指して、アート展やアートで街と人を巻き込んだイベント開催を企画します。
興味深く、素敵な企画を開催していたCHAIRのご紹介は、ITAMI ECHOでも時折していましたが、2025年はじめから開催されたアート展示についても、ITAMI ECHOでご紹介しました。
CHAIRで”JINTA 架空の街のペン画展「HALF OF LIFE」”開催!2月14日(金)から(ITAMI ECHO)
CHAIR(ALKU-walk with gifted)で「MITSUYA『道しるべ』アート展」開催中!3月31日(月)まで(ITAMI ECHO)
企画への思いや様子などは、CHAIRのInstagram、ALKUのInstagramでご覧いただけます。
そして、今年20回目を迎えた「鳴く虫と郷町」では、CHAIRと市立伊丹ミュージアムの旧石橋家住宅で、カフェの虫のアート展の企画を開催しました。
鳴く虫と郷町関連企画の郷町○店〜9月14日(日)開催!旧石橋家住宅で出会う、CHAIR・ALKUのカフェと虫のアート展(ITAMI ECHO)
鳴く虫、伊丹ミュージアム、旧石橋家住宅……鳴く虫と郷町の雰囲気や空気感にマッチし大好評だったCHAIR/ALKUの企画詳細や開催の様子などは、CHAIRのInstagram、ALKUのInstagramで是非ご覧ください。
そして、満を持して、いよいよ、ART to ALKUの開催です。
“アートを広めたい”というよりも、“アートを通して思いを届けたい”という静かな熱をもって。
「壮大だけど、小さな力でコツコツと。」
そんな想いがこのイベントの根っこに流れています。
それぞれの作家・お店が「自然」「食」「アート」というテーマのもとに集います。
香り立つスパイスカレーや、やさしい米粉菓子。
手に取るたび心がほどける古物、花、土と器。
そして、その場で生まれるライブペイントや写真の展示。
伊丹初出店も多数!今回のイベントの趣旨、コンセプト、雰囲気、空気感、世界観に合った素敵なブースが並びます。

まるでアートの森を歩くような一日になりそうです。
イベントは一日限りでも、この日に生まれる出会いはその先へと続いていきます。
アートを通して、心のどこかが少し動く。
そんな小さな“はじまり”を、伊丹のまちで見つけてみませんか?
ALKUのこれから、是非ご注目ください。
最新情報、上村さんの日々の記録や想いは、CHAIRのInstagram、ALKUのInstagramで。
ITAMI ECHO編集部メンバーと上村さんとの出会いは、2017年〜2020年1月まで開催していた「猪名野神社の市」(現在休止中)まで遡ります。
2019年にCHAIRがオープンしてからも、活動の様子、素敵な企画に共感し、編集部のすぐちかくということもあり、注目を続けていました。
アート、カルチャーという枠にはまらず、強く熱い想いと確実なコンセプトを持ち、今後の展開も視野に入れた活動をするALKUを、ITAMI ECHOはこれからも見守り、応援させていただきたいと思っています。
2025年11月2日(日)
10:00〜16:00
三軒寺前広場
伊丹市中央2-9-29
ALKU ART PROJECT実行委員会
CHAIR 暮らしとひとのまんなか
ALKU walk with gifted
伊丹市
michiko masaki
wire Jiyu
OLIVE
今を愉しむ暮らしの学舎 M.garden
azuki.iro
“アートと歩く その先へ。
それは、日々の暮らしの中に流れる小さな希望を見つける旅。”
Written by ITAMI ECHO編集部Takako Kashimaショージ