公開日:2024年07月22日
8月6日(火)にITAMI ECHOオフィスで、中高生に向けた哲学カフェ「ITAMI 哲学カフェ for Teens」を開催します!
「哲学カフェ」とは、わたしたちが暮らしている日常のなかで当たり前だと思っていることや、疑問に思っていることなどをみんなで問い直し、参加者同志で対話を重ねていく過程で、新しい自分を見つけるこころみです。
と言うとむずかしそうに聞こえますが、だいじょうぶ。
毎日の中のふとした「なぜ?」をみんなで話し合うだけ。
結論を出す必要はありません。哲学の知識ももちろん不要です。
時間のある夏休みくらい「なんで?」について考えてもいいやん!
日常のすきまにある「なんで?」を大切に、みんなで「なんで」についてとことん話して、知らない”わたし”に会いにいきませんか?
「哲学カフェ」では、みんなで「なんで?」についていつもより少し深く潜って考えていきます。
哲学初心者のための、学んで参加するワークショップです。
哲学研究者の押見まりさんが、はじめて哲学に触れるみなさんのナビゲーターとして「なんで?」の哲学に一緒にチャレンジします。
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押見まり(おしみ・まり)
1994年生。聖心女子大学特別研究員。博士(文学)。専門はフランス近現代哲学、実存思想。冨原眞弓、伊豆藏好美、上石学の各氏に師事。レヴィナス研究を経て、2019年よりジャン・ヴァールの研究を始める。共著に『レヴィナス読本』(レヴィナス協会編著、法政大学出版局、2022年)、論文に「ジャン・ヴァールの思想における「実存」と「超越」」(『聖心女子大学大学院論集』42巻2号、聖心女子大学、2020年)、「ジャン・ヴァールの思想と実存の哲学──循環する超越と内在」(『哲学』73号、日本哲学会、2022年)ほか。
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哲学者たちがどんなことを考えてきたのか。
どんな考え方が世界にはあるのか。
押見さんと一緒にはじめての哲学を学び、自分の世界を少しだけ広く深くする時間にしたいと思っています。
哲学カフェのプロフェッショナルである「なごテツ」を主催する寺井哲治さんもみなさんのワークショップをアシストします。
話し合うテーマについては参加者のみなさんから募集します!
学校生活、家族、友達、部活……日常のなかで「なんで?」と思った経験や疑問があるひとはお申し込みフォームの欄に書いてください。
当日はその中からテーマを選んでみんなで話し合いたいと思います。
「どうせ死ぬのにどうして生きているの?」
「年上のひとに敬語を使うのはなぜ?」
「どうして毎日学校へ行って勉強しなければいけないの?」
誰が書いたかは秘密にしてもだいじょうぶ。もちろん自分で発表したい人は自分で発表も歓迎です。
みなさんの「なんで?」をお寄せください。
「テーマは特にないけど、哲学カフェに参加してみたい!」というひとも大歓迎です。
こちらのフォームからお申し込みください。
みなさんと哲学の夏を過ごすのを楽しみにしています!
日時:
8月6日(火)13:30から15:00
アフタートーク(自由参加)あり
場所:
ITAMI ECHOのオフィス
伊丹市西台1丁目6−7 西台ビル 3F
対象:
中学生・高校生
参加料:
500円(当日その場でお支払い。なるべくおつりのないようにお願いいたします)
定員:
12名
飲食:
飲み物などは各自自由に持ち込んでください。
保護者同伴:
なし
お申し込み:
こちらのフォームからお申し込みください。
ナビゲーター:
押見まり(哲学研究者・聖心女子大学特別研究員)
協力:
寺井哲治(なごテツ世話人)
企画・主催:
ITAMI ECHO
お問い合わせ:
info@itamiecho.net
Written by ITAMI ECHO編集部なみま