【伊丹ミュージアム】リニューアル・オープン記念「信長と戦った武将、荒木村重」展 (チケットプレゼントあり!)

公開日:2022年11月02日

伊丹の有岡城の城主であった武将、荒木村重。

群雄割拠の戦国時代に、信長の重臣の一人であった村重は、豊臣秀吉や明智光秀など、名だたる武将と肩を並べた強者であるとともに、茶や能楽に通じた文化人としても有名でした。

月岡芳年《本朝智仁英勇鑑》より「織田上総介信長」、市立伊丹ミュージアム蔵
 『絵本太閤記』より「信長と対峙する村重」、戎光祥出版株式会社蔵

村重と有岡城といえば、今年の直木賞をはじめさまざまなミステリーの賞を総なめにした米澤穂信著『黒牢城』でその新たな姿が描かれたことは、先日の記事でも書きました。

【祝!直木賞】伊丹・有岡城が舞台のミステリ『黒牢城』(ITAMI ECHO)

突如として信長に反旗を翻し、1年余り有岡城に立て篭もった末に妻子を残して有岡城を脱した村重は、長らく「卑怯者」と評価されてきました。

歌川国芳《太平記英勇伝》より「荒儀摂津守村重」、市立伊丹ミュージアム蔵

同時に、晩年は茶人として生きた数奇な運命の人物。その不思議な人物像は、『黒牢城』だけではなく、数々の小説で描かれています。

歌川芳幾《太平記英勇伝》より「荒木摂津守村重」、立命館アートリサーチセンター蔵

今回、11月19日(土)〜12月25日(日)で市立伊丹ミュージアムで行われる「信長と戦った武将、荒木村重展」では、残された歴史資料と作品を通して武将・村重の生き様をたどるとともに、村重が嗜んだ茶と能楽に関する資料や有岡城の資料とその復元などを展示し、多角的な考察から村重の真の像に迫ります。

市立伊丹ミュージアムTwitterより

さらに!『黒牢城』の著者、米澤穂信さんが伊丹にやってきます!

城郭考古学者の千田嘉博さんと九度山・真田ミュージアム名誉館長の北川央さんと、ずばりのタイトルの鼎談「村重は卑怯者だったのか!?」を11月18日(金)に開催。

『英名百雄伝』より「荒木摂津守村重」、戎光祥出版株式会社蔵

戦国ファン、城ファン、村重ファンにとってはたまらない企画となりそうです!

招待券を読者にプレゼント!

今回、ITAMI ECHO編集部では「信長と戦った武将、荒木村重展」のペア招待券5組(10名分)を抽選でプレゼントします!

応募締切

2022年11月13日(日)23時59分までに送信

応募方法

こちらのフォームからご応募ください。

  • 当選者の発表は、招待券の発送をもって代えさせていただきます。(11月14日頃発送予定)
  • 送信いただいた住所、氏名等の個人情報は当読者プレゼントの抽選のみに使用し、他の目的では一切使用しません。

開催情報

会期:
11月19日(土)〜12月25日(日)

会場:
展示室1・2・3・5

伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959(代表)
休館日:月曜日
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)

プレオープン・イベント:鼎談「村重は卑怯者だったのか!?」

登壇者:
千田嘉博(城郭考古学者)
米澤穂信(小説家)
北川央(九度山・真田ミュージアム名誉館長 / ファシリテーター)

日時:
11月18日(金)13時半~15時

参加料:
2,000円(展覧会観覧券付き / 参加者に限り当日も展覧会をご観覧いただけます)

定員:
250名(先着順 / 要申込)

申し込み:
こちら(兵庫県電子申請共同運営システムe-ひょうご)にアクセスの上、お申し込みください(お電話での申込はできません)。
お申し込みの際の注意事項はこちらをご確認ください。

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