公開日:2023年04月04日
4月6日(木)~8日(土)、「せんすtheatre」がアイホール(伊丹市立演劇ホール)で未完シリーズ第一弾 『ヴォイツェク』を上演します。
「せんすtheatre」は、伊丹在住の脚本家、演出家、アーティストで中学校や高校の社会の先生でもある「せんす」が主宰し、オリジナルの脚本や楽曲で、生演奏と共に、ミュージカルとはひと味違う音楽と演劇の融合を表現するプロジェクト。毎回オリジナル作品を上演していましたが、今回は初の翻訳劇となるそうです。
『ヴォイツェク』は、ドイツの革命家、劇作家、自然科学者であったゲオルク・ビューヒナーが1835年頃に執筆した未完の戯曲。「とある殺人事件をもとに描かれた」とされていますが、ビューヒナーの生前には発表されておらず、死後40年を経て原稿が復元されたためさまざまな解釈により、世界中で上演されている作品です。
ビューヒナーの作品から感じる新しさとその疾走感は、今この現代でこそやるべき作品のように思います。短い中に散りばめられたメッセージを紐解きます。翻訳劇をやるなら”ヴォイツェク”と決めていました。その時が、来たようです。
「CoRich舞台芸術」ウェブサイトより
演出家「せんす」が、「イギリスで出会いドイツで再会したこの戯曲に、オーディションによって選ばれたメンバーと共に満を持して挑む」と語るこの公演を、「演劇の聖地」ともいわれるアイホールで観られることはまたとない機会。
どうぞお観逃しなく!
そして、「せんすtheatre」のTwitterや出演者のTwitterでは、公演決定から稽古の様子、上演当日を迎えるまでの裏側や出演者からのメッセージなどが日々発信、紹介されています。
公演への思い入れが深まること間違いなし!是非のぞいてみてください。
さらに、4月7日(金)と8日(土)の公演には、オープニングアクトも登場!
JACKPOT DANCE FACTORY(伊丹校)のメンバーによるダンスパフォーマンスが行われる模様です。開演5分前のスタートのことですのでこちらもこうご期待!
2023年
4月6日(木)19:30
4月7日(金)15:00/19:30
4月8日(土)11:00/15:00
開場は開演の30分前
アイホール(伊丹市立演劇ホール)
伊丹市伊丹2-4-1
S席:前売4,500円
A席:前売4,000円
学割席:前売3,000円
障がい者席:前売3,000円
当日各800円増
アーカイブ配信:2,500円
(公演終了翌日から10日間)
チケット取扱:こりっち
原作 | ゲオルク・ビューヒナー |
翻訳 | 岩淵達治 |
演出 | せんす and ALL CAST |
演奏 | ウミネコ楽団 五月エコ(クロマチック・アコーディオン) 新井洋平(コントラバス) ※五月エコはかんのとしこに変更 |
出演 | 中島和毅 齋明寺麻里愛 海徳桃代 新井桃代 石井一真 一明一人 坂田涼 花野紗南 姫奈楓 藤村颯大 松本光琉 水口彩優凪 よねつさや |
Written by ITAMI ECHO編集部