【市立伊丹ミュージアム】7月15日(金)から「ヨシタケシンスケ展 かもしれない」開催!

公開日:2022年07月09日

展覧会メインビジュアル ©Shinsuke Yoshitake

市立伊丹ミュージアムで、7月15日(金)から展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催されます。8月28日(日)まで。(全日程時間指定予約制8月の土日祝は時間指定予約制

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」のイメージ ©Shinsuke Yoshitake

「多角的に考える」大人がはまる新しくてシュールな視点

『りんごかもしれない』ブロンズ新社 2013 年 ©Shinsuke Yoshitake

2013年に出版された絵本デビュー作『りんごかもしれない』以降、子どもから大人まで大人気のヨシタケシンスケさん。

MOE絵本屋さん大賞を4年連続第1位、同賞7冠に輝くという偉業を達成。大人がはまってしまう新しくて少しシュールな視点が魅力とも。

『りんごかもしれない』の出版では、子どもから、本屋さん、幼稚園や保育園の先生まで、いたるところで大反響だったそう。「物事を多角的に考える、これまでになかったまったく新しい絵本」として、この年の絵本賞を総ナメ、大ベストセラーに。

「多角的に考えることができる」という視点やアイデアを与えてくれるところがヨシタケさんの絵本の魅力。今回の展覧会は、「絵本原画展の範疇を遥かに超えるユニークな展覧会(月間MOEウェブサイトより)」として、注目を集めています。

ヨシタケ作品の大きな魅力は、どんなことでもこんな風に多角的に考えることができるんだ、というアイディアを与えてくれるところです。

「絵本ナビスタイル」ウェブサイトより 

頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式ウェブサイトより

イラストレーター、造形作家として活躍

ヨシタケさんは、絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきました。

今回の展示は初の大規模個展で、ヨシタケさんの発想の源である小さなスケッチや絵本原画、今回の展覧会のために考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示しているとのこと。

『りんごかもしれない』原画 ©Shinsuke Yoshitake

ヨシタケさんが描きためてきたスケッチは、1万枚を超える中から約2,000枚を複製し公開。

衝撃のデビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、ヨシタケさん独特の視点が光る『つまんない つまんない』、日常の一コマをおもしろ楽しくとらえた『なつみはなんにでもなれる』など、約20作の人気絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを多数見られるそうです。

『つまんない つまんない』白泉社 2017 年 ©Shinsuke Yoshitake
『なつみはなんにでもなれる』PHP研究所 2016 年 ©Shinsuke Yoshitake
カブリモノシリーズ《ACcess100》 撮影:三橋純 ©Shinsuke Yoshitake

「ヨシタケさんの独自の発想がどこからやってくるのか、インスピレーションの源を探る、謎を解き明かす」というテーマのもと、学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションも出品!

展示全体を空間として「ヨシタケシンスケのあたまの中」として楽しめます。

ヨシタケシンスケさんプロフィール

ヨシタケシンスケ 撮影/黒澤義教

1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社) で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式ウェブサイトより

時間指定予約制導入(全日程8月土日祝

今回の展示では、全日程会期中における8月の土曜・日曜・祝日に限り、30分毎の時間指定予約が導入されています(インターネットによる入場時間指定予約制)。「すべての皆さまに楽しく、安全にご鑑賞いただくため」とのことですので、該当日での入場は、事前に予約を行ってください。

時間指定予約の導入日

8月6日(土)・7日(日)・11日(木祝)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)

7月の平日・土日祝、8月の平日は通常通り予約無しで入場できます。ただし混雑の場合は人数制限があるそうですのでご注意ください。

招待券を読者にプレゼント! ※終了しました

今回、ITAMI ECHO編集部では「ヨシタケシンスケ展かもしれない」のペア招待券3組(6名分)を抽選でプレゼントします!

応募締切

2022年7月13日(水)23時59分までにメール送信

応募対象者

条件なし

応募方法

以下のメールアドレス宛てに、件名には「招待券プレゼント応募」と明記し、本文には住所・氏名を明記の上、メールを送信してください。

宛先:info@itamiecho.net

  • 当選者の発表は、招待券の発送をもって代えさせていただきます。(7月14日頃発送予定)
  • 送信いただいた住所、氏名等の個人情報は当読者プレゼントの抽選のみに使用し、他の目的では一切使用しません。

開催概要

ヨシタケシンスケ展 かもしれない

会期

2022年7月15日(金)~8月28日(日)

休館日

月曜日(7月18日は開館、翌19日休館)

開館時間

10:00〜18:00(入館は17:30まで)

場所

市立伊丹ミュージアム
伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959(代表)

観覧料

一般1,000(900)円
大高生700(600)円
中小生400(300)円
*( )内は20名以上の団体割引
*兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
*伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)

時間指定予約制(8月土日祝)

主催

市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市]、朝日新聞社、白泉社

協力

アリス館、PHP研究所、ブロンズ新社、ポプラ社

URL

展覧会公式ウェブサイト
展覧会公式Twitter
展覧会公式Instagram
市立伊丹ミュージアムウェブサイト

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