これからが紅葉本番!阪急&神鉄で有馬温泉へ行ってきた【伊丹から片道1000円旅】

公開日:2019年11月15日

まいどっ!「となりの人間国宝さんNo.4862」たっきー@ECHOでございます!

「乗り鉄派」の僕たっきーが、伊丹駅からJR・私鉄(阪急など)を使って片道1000円で行ける駅で下車して、ぶらり街歩きをしてみたり、美味しいもの(&お酒)を楽しんでみようというこの企画。
第1回のJR明石編はおかげさまで各方面(どの方面やww)から好評をいただきました!ありがとうございます。

それでは早速2回目の出発~!

今回は阪急伊丹駅から出発します。

阪急伊丹駅の運賃表。当然阪急だけでは片道1000円に到達しませんので、乗り継いで行くことになりますね。

神戸電鉄乗り換えでジャスト1000円のきっぷを購入したぞ!

阪急伊丹線の6000系普通塚口行で出発~!
ちなみに写真の6150形は阪急伊丹線のオリジナル形式だ。

塚口で阪急神戸線の7000系普通神戸三宮行に乗り換え、西宮北口からは8000系の特急新開地行に乗車。
おお!神戸線に2本しかない転換クロス車ではないか!
でも座席には座らず、一番前にかぶりつきます。

阪急神戸線って平坦なイメージがありますが、実は西宮北口からは結構な勾配があったりします。

前方に六甲山の山並みが見えてきました。

中津と並んで「狭すぎるホーム」で有名な春日野道駅を通過。

現在駅ビル建設中の神戸三宮駅。

神戸三宮を過ぎると神戸高速鉄道の地下線に。

新開地駅に到着。阪神の直通特急は山陽姫路まで行きますが、阪急の特急はここまで。

ここからは神戸電鉄に乗り換え。

駅横にある「高速そば」。
「おそば下さ~…」「へい!お待ちぃ~!」と光の速さでそばが出てくる…わけではなく、「神戸高速鉄道」の駅にあるから「高速そば」。
スロープの途中にあるので、背の高い人から低い人まで対応できるカウンターが特徴だ(笑)。

新開地からは神戸電鉄有馬線の3000系準急三田行に乗車。カラーリングと全面スタイルから「ウルトラマン」と呼ばれているらしい。

地下線をすぐに出ると、神戸の市街地をどんどん登っていく神鉄。

「菊水山」駅跡。駅の周囲になにもなく、普通ですら通過する電車のある「都会の秘境駅」として有名だったが、あまりにも利用がないのでついに廃止されてしまった。一度降りたかった…。

鈴蘭台駅に到着。ここで粟生線と有馬線が分かれていきます。この電車は有馬線方面へ。

まだまだ六甲山の山麓をどんどん登っていきます。

有馬口駅へ到着。

ここからは有馬温泉行の2000系に乗り換え。有馬線は有馬温泉が終点ですが、新開地から有馬温泉までの直通電車は朝夕にしかないので、昼間はここ有馬口で乗り換えです。

ここからは単線区間。急にローカル感が出てきました。
ちなみに右にちょこんと座っていらっしゃるのが、神鉄のマスコットキャラクターの「しんちゃん」。
2枚上の写真の左側の窓にも映ってます。

一駅だけ走って終点の「有馬温泉」駅へ。

本日の目的地は「有馬温泉駅」だ!

1回目のJR明石までは新快速で45分くらいだったが、ここ有馬温泉まではだいたい1時間30分。運賃は同じくらいなのに、遠くまで来た感がかなりあるぞ(笑)。

駅舎の全景。温泉の駅らしくない近代的な駅舎です。中にはお土産物屋さんもあります。駅の前に停まってるのはホテルへの送迎バス。

駅から2~3分歩くと、いかにも温泉地らしい光景が!
ちなみに下は親水公園になっているらしいですが、現在工事中で立ち入り禁止になっていました。

せっかくなので温泉街をぶらぶらします。
写真の上に見えているのが「ありーまひょーえーのこーよーかくへっ」(これを節つきで歌えるあなたは関西人)のCMでおなじみの「兵衛向陽閣」。

この写真の真ん中から左上に向かって、兵衛向陽閣のケーブルカーがありました。
昔のCMを見たことがある人は覚えているかも。

しばらく歩いていくと「金の湯」。2002年に建て替えられたそうで、きれいな建物ですね。

いかにも温泉街らしい趣のある路地へ出てきました。

焼き餅屋さんや、

有馬温泉らしく「炭酸和ッフル」のお店も。

でもやっぱり有馬温泉といえば「炭酸せんべい」でしょう。
歴史を感じされる看板です。

お店の中で手焼き作業をしていました。
その様子をみていると、作業をしていたおばちゃんが「焼きたてどうぞ~」と作業場の中からせんべいを渡してくれました。

焼きたての炭酸せんべい、それも2枚も!いいんっすか!?
ん~。パリパリサクサクしてうまいっ!
中に炭酸が入ってるから、食べたらシュワシュワする!?と思っている人がいるようですが、んなことぁない(笑)。

サイダーの自動販売機を発見。
「ありまサイダー」はノーマルだが、「神戸ステーキサイダー」に「ドリアンサイダー」…。
何が出るかわからないロシアンルーレット方式の「ラッキーサイダー」は250円…さすがに一人では買う勇気はない。

サイダーの上にはビールも。
山椒にパクチーにどろソースにマタタビ入り…。
マタタビって人間が飲んでもいいのか??

普通の有馬ビールを置いているお店も、もちろんありました。

そろそろお腹も空いてきたのでお昼を食べることにします。

銀の湯へ向かう途中に、旨そうなお蕎麦屋さんを発見。

「土山人 有馬店」。芦屋に本店があり、有馬温泉には2店舗あるようです。石臼引きの自家製麵。絶対に旨いやつです。
お店に入ったら満席とのことで、リストに名前と電話番号を書いておけば、席が空いたら呼び出してくれるらしい。
店前で待たずとも、空きが出るまで散策ができるこのシステムはいいですね~。

順番が来るまで、再び温泉街をぶらり。

おっ、神戸牛!メンチカツや牛串があります。うまそー!
でもこの後美味しいお蕎麦を食べねばならないので、ガマン。

坂を上っていくと湯気の上っている櫓を発見。
どうやら源泉のひとつらしい。有馬温泉の中にはこんな源泉がいくつかあるみたい。
お湯を送るパイプが温泉成分ですぐ詰まってしまうので、常に交換用の鉄パイプを置いてるらしいです。
「ブラタモリ」でやってました。ハイ。

坂道を登っていくと「銀の湯」。

さらに登っていくと「炭酸泉源」に到達。

これが炭酸泉源らしいです。さっきの泉源みたいにモクモクシュワシュワしているのか思ったら、そんな感じではなかったです。

と、ここまで来たところでお店から呼び出しの電話がかかってきたので、引き返します。

紅葉シーズンにはまだ早かったのですが、ちょっと色づいてきてましたね。

「土山人 有馬」に戻ってきました。
お店に入ってすぐに10人くらい座れる大きなテーブル席があり、そこに案内。
厨房を挟んで奥にはテーブル席もあるようです。

メニューの中から「かき揚げ天せいろ」をオーダー。
そばは2種類、細挽きと粗挽きが選べるみたい。
どちらがおすすめかと聞くと「粗挽きですね~」ということだったので、粗挽きをチョイス。

こちらが「かき揚げ天せいろ(粗挽き)」。
「最初はお塩をお蕎麦に振りかけてお食べください」ということで、塩を蕎麦にひとかけ。

蕎麦粉の風味がよく伝わって、美味!
もちろん蕎麦つゆでもうまいぞ。

かき揚げも小エビ、イカにサツマイモやカボチャなどの海鮮や野菜がいっぱいで、これまた旨し。
あとでいただいた蕎麦湯も濃厚で美味しかった~!

美味しいお蕎麦でお腹いっぱいになったところで、やはり温泉ですな~。

ということで、徒歩10分ほどのところにある「太閤の湯」へ。
「有馬きらら(旧有馬ビューホテル)」の一角にある温泉テーマパークだ。

金泉・銀泉が一度に楽しめるほか、露天風呂、蒸し風呂に岩盤浴まで楽しめる、まさにテーマパーク。
フードコートにお土産物屋まであるので、一日楽しめるぞ。

平日料金は2,715円だが、ニフティ温泉のクーポン(→こちら)を使うと、1,900円と結構お得に。さらにキャッシュレス還元もあるので、対象のクレカ払いでここからさらに5%還元され、さらにお得なのだ!

温泉でさっぱりしたところで、メイン通りまで降りてくると立ち飲み店を発見!
「酒市場」はお酒の販売と角打ちが併設されてるお店。
角打ちスペースでは日本酒や焼酎も飲むことができますが、やはり風呂上りにはビール!

「有馬ビール」の生をチョイス。
クラフトビールらしいフルーティーな味わい。風呂上がりで身体が水分を要求していたので、グビグビいっちゃいました。

駅方面へと向かっていると「なま炭酸せんべい」の看板を発見!
なんでも賞味期限「5秒」らしいぞ。

1枚1枚手焼きしているせんべいを、焼きたてすぐに手渡してくれる。
手持ち用の包み紙をもらって、1枚目を手渡し。
熱いっ!思わず落としそうになったが、なんとか我慢して一口パクリ。
ん?やわらかい!?せんべいらしからぬモチモチの食感。
ところが「賞味期限」の5秒を過ぎると、だんだんといつものパリパリの食感に変わるという面白さ。

と、味わってる暇もなく、2枚目3枚目も手渡された。当然アツアツ。
残りの2枚は駅へ歩きながらパリパリいただきました。

そんなこんなの内に有馬温泉駅に帰ってきました。
ここから再び伊丹へ戻ります。

意外とリーズナブルに楽しめる有馬温泉。温泉街の先にある瑞宝寺公園では、これからが紅葉シーズンなので、日帰りでちょこっと足を延ばすのにおススメします!

【旅のおさらい】

◎土山人 有馬店
所在地:神戸市北区有馬町1056
TEL:078-904-3036
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:水曜日
席数:28席
アクセス:神戸電鉄 有馬温泉駅より徒歩7分
ウェブサイト:公式サイト

↓地図はこちら

◎太閤の湯

所在地:神戸市北区有馬町池の尻292­-2
TEL:078-904-2291
営業時間:10:00~23:00(最終受付22:00まで)
定休日:無休
アクセス:神戸電鉄 有馬温泉駅より徒歩10分
ウェブサイト:公式サイト

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◎湯の華堂本舗 太閤通り店

所在地:神戸市北区有馬町1645
TEL: 078-904-1405
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
ウェブサイト:公式サイト

↓地図はこちら

★この日の旅費用★

・阪急伊丹駅~有馬温泉駅 片道1000円 往復2000円
・土山人 有馬店 かき揚げ天せいろ 1660円
・太閤の湯 入場料 1,900円
・湯の華堂本舗 太閤通り店 なま炭酸せんべい 100円
◎合計 5660円でした!

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