阪急伊丹駅ビルにニューオープン!「わき消化器内科 IBDクリニック」でお話を伺いました!

公開日:2021年08月18日

阪急伊丹駅ビル「リータ」の5Fに、新しく「わき消化器内科 IBDクリニック」が開業されました。

IBDクリニックって初めて聞いたけれど、どんなクリニックなんだろう?そこで、院長の脇先生、副院長の菅先生のお話を伺ってきました。

ーまず、伊丹に新しくクリニックを開院した理由について教えていただけますか?

脇:わたしは伊丹にはもう15年くらい住んでいて、三田市民病院に勤務しているときにも伊丹から通っていました。なので伊丹には愛着がありますし、住んでいていい場所だなと思っていました。

脇信也先生

菅:わたしは伊丹ではないのですが、実家が川西で。祖父が伊丹空港に勤めていたことから縁は感じていました。脇先生には研修医のときから指導していただいているので、開業するならぜひ一緒に連れてってください!とお願いしていました。

菅もも子先生と脇先生

ー伊丹での診療はどうですか。

脇:今、開院して毎日診る患者さんは、勤務医として三田市民病院にいたときの患者さんとは違いますね。便秘だとか、おなかが痛いとか、日常的に困ったなっていう症状でいらっしゃる方が多い。

まさにこういう患者さんが診たいから開業したのだと毎日感じています。大きな病院にいると、自分の立場もだんだん指導医、指導者というものになってしまい、患者さんとの距離が遠くなってしまう。やはり医師として自分自身で現場に立ち、がんの早期発見、早期治療のために内視鏡検査をすすめたい、がんの人をすくいあげたいという心を持って働かなくてはならないと思っています。そういう意味では開業して、伊丹で少しでも貢献したいという思いがあります。

菅:当院では「IBDクリニック」※という特殊な病気に特化した診療も行っています。「炎症性腸疾患」という難病指定を受けている病気で、比較的若い人に多いのです。発症は20代も多いです。症状としては、慢性の下痢や腹痛。原因がまだわかっていないので、医者と長く付き合う必要のある病気です。

(※「IBD」とは「inflammatory bowel disease」の略で、 広い意味では腸に炎症を起こす全ての病気を指しますが、狭い意味では「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」のことを意味します)

脇:慢性疾患となりますので、症状が落ち着いていても薬を飲む必要があるのです。現在はすべて対症療法です。女性の患者さんが男性医師だと抵抗があるという場合でも、うちでは菅先生がいるので安心です。

ーなるほど。IBDクリニックの意味がわかりました。

話が変わるのですが、クリニックのロゴマークがとてもかわいいですね!

脇:せっかく伊丹で開業するのだからと、伊丹に縁のあるイラストレーターさん※にお願いしたロゴマークです。病院のロゴマークって工業的なデザインのものが多いのですが、もうちょっと柔らかい親しみを持ってもらえるものを、とお願いしました。これ、わっかに木で「わき」という意味があるマークなんですよ。

(※伊丹在住のイラストレーター taemiさん)

病院エントランスに「わき」のロゴマークが。

ーほんとうだ、「わっか」に「木」で「わき」なんですね

他に、先生がたの伊丹のお気に入りスポットとか、よく行く飲み屋さんなんかあったら知りたいです!

脇:ぼくは恥ずかしながらまったくの下戸で、アルコール綿でも赤くなるんです。だから飲みには行かないんですが、伊丹のお気に入りスポットは、空港ですね。車でぐるっとまわって、飛行機の離着陸を見ていたりします。

乗り物が好きで、阪急電車も好きなんです。そこの下の道路から阪急電車が出入りするのをじっと見ているんです。医院の窓からも見えるんです。電車の中でも特に阪急電車が好きなんですよ。

ー菅先生はどうですか?

菅:わたしもほとんどお酒は飲めないんです。わたしも実は空港が好きで、用事がなくても飛行機を見に行くような人なんで。

ーお昼ごはんとかはどうされているんですか?

脇:お昼はリータ3Fのパン屋さんや関西スーパーに白衣や術衣のまま買いに行ったりしてます。

菅:そうそう。

ーじゃあお二人とも、お酒は飲めなくて飛行機が好き、っていう……

菅:祖父が昔、管制塔に指示を出すという仕事で空港で働いていたということもあり、飛行機が身近な存在としてあると思います。

ーでは最後に「わき消化器内科 IBDクリニック」に来ようかなと思っている人に一言お願いします。

脇:うちはリータの5Fにあるので、目につきにくいんですね。5Fにクリニックがあるということをぜひ知ってもらいたい。おなかの専門家ではあるんですが、食事指導などもしますし、気軽に来ていただきたいと思っています。このビルにきたら、上を見上げていただきたい。そしたらうちのクリニックの旗がありますから。

菅:ほんとうに気軽に来ていただきたいです。とくにお若い人は来にくかったりもしますから。とにかく気軽に。お待ちしております。

先生方のプロフィールはこちら


ありがとうございました。内視鏡検査も辛いイメージがあったのですが、先生方のお話を聞いて少し前向きに受けてみたいと思えるようになりました。またIBDについても勉強になりました。

みなさん、おなかのことや会社等の健診で再検査が必要な方は、気軽に「わき消化器内科 IBDクリニック」へご相談してみてくださいね。駅直結の場所にあるクリニックなので、仕事帰りに立ち寄れるのもうれしいですね!

クリニック概要

わき消化器内科 IBDクリニック

〒664-0858
兵庫県伊丹市西台1-1-1
阪急伊丹リータ5階
TEL:072-770-3300
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