公開日:2021年03月11日
伊丹サンロード商店街のxMOGURA CAFE(モグラカフェ)で開催中の個展「A Jaws展2021」(3月14日(日)まで)の様子をリポートします!
個展の告知記事はこちら。
告知記事でも紹介されていますが、今回の個展開始に先立ち、2月27日(土)・28日(日)には三軒寺前広場に9mの花柄のオブジェを屋外展示し、夕方からライトアップされていました。
また、2月28日(日)19時からはOnline Art Exhibitionとして、xMOGURA CAFEでの展示模様の動画(オブジェの屋外展示のドキュメント、ミュージシャン演奏や落語とのコラボあり)がオンライン配信されています。
そして、3月8日(月)から始まったxMOGURA CAFEでの個展。伊丹での個展開催は2016年7〜8月(会場:クロスロードカフェ)以来の約4年半ぶり4回目とのこと。
普段からITAMI GREENJAMなどのイベント等でA Jawsさんの作品を目にすることが多ので、少し意外でした。
店内に入ると、壁全体を使って作品が展示されています。A Jawsさんのトレードマークとも言える花柄モチーフを基本としながらも、これまでの個展では絵画的作品が中心だったのとは違い、木板にペインティングした大きく立体的な作品が多いのが今回の特徴です。
また、一つ一つの作品が個性的なスタンドライトや電球でライティングされていました。
私が訪れた時、A Jawsさんが在廊されていたので少しご本人にお話を伺うことができました。
今回の立体感ある一連の作品については、「同じ花柄のモチーフでも光の当たり方や影のでき方で、一つ一つの表情が変化するところを感じてもらえたら」とのこと。
確かに、立体的な作品と様々なライトによって、この場所のこのセッティングでしか見られない影が生じます。ある意味、xMOGURA CAFEでこそ実現する展示手法とも言えます。ぜひ実際に訪れてご覧いただきたいところです。
他にも、インベーダーゲーム機をモチーフにした作品(実際にコントローラーやボタンの操作もできる!)や絵画的な作品も展示されていました。
私個人の感想ですが、今回は光と影を意識する作品があり、それは先日のオブジェの屋外展示とも通じていて、インスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)と絵画的なモチーフやデザインの相互作用から新しい表現を模索されているのかなと感じました。
みなさんも、A Jawsさんの最新の作品と、xMOGURA CAFEの独特の空間を体験してみてください。
さて、今回のもう一つの楽しみは、出張イタリアンの企画です!「伊太飯食堂talpa」さんの絶品パスタがいただけます!
私はランチタイムに伺ったので、前菜一品とメインのパスタ(いくつかの中から選べます)のみいただきましたが、前菜盛り合わせやデザート、様々なお酒・ドリンクもあるそうです。素敵な空間で、贅沢なパスタランチやディナーはいかがですか?
Written by マルコ