リポート|いたみハロウィンツアー2021 〜「Trick or treat!」で魔法がかかる街の一日

公開日:2021年12月26日

伊丹でハロウィンツアー

少し前の話になりますが、今年2021年のハロウィンのことです。

コロナ禍が少しおさまってきた10月はじめ、「伊丹でハロウィンイベントってないのかな?」というひとことをきっかけに、ITAMI ECHOでハロウィンイベントをやろうという話になりました。

近隣のお店の方々と相談しイベントの開催を決定。趣旨に共感し協力してくださるお店と一緒に企画。こうして、「いたみハロウィンツアー 2021」は始まったのです。

今回のハロウィンイベントは、伊丹の個人商店さんを仮装した小学生以下の子どもたちが巡り、「Trick or treat!」(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!)と言うとお菓子がもらえるという企画。

ハロウィン仮装イベントは全国にたくさんありますが、訪問してお菓子をもらえる本場っぽいイベントは珍しい気がします。

ハロウィン当日

ハロウィン当日の10月31日(日)、集合場所の三軒寺前広場は、仮装した子どもたちでいっぱい!

大きなかぼちゃにテンションの上がる子どもたち。がおー!

ボランティアのスタッフたちも仮装してくれていて広場は一気にハロウィンムードに。

ボランティアにはドラキュラとジャック・スケリントンも来てくれました!

フォトスポットもあり、そこで写真を撮ったりして出発までの時間も楽しい!

6つのグループに分かれていよいよスタートです。わたしも2歳の息子と一緒にスタートしました。

いよいよツアースタート!

最初はおずおずとお店に入っていた子たちも、3軒目くらいからは仕組みがわかってきたのか、どんどん自分からお店に入り、グループのみんなが揃ったら「せーの」で「Trick or treat!」。

どうぞ!とお菓子を差し出してくれるお店の方にわっと駆け寄る子どもたち。

普段子どもたちが訪れる機会のないジュエリー・時計店にも。
あのお店でもお菓子がもらえるんだ、と急ぐ子どもたち。

参加店の書いてあるマップを見ながら、次のお店へ行こう!とみんなダッシュ気味です。地図に示された場所に行って魔法の言葉を言うとお菓子をもらえるという企画が、ちょっとゲームっぽさもあって、おもしろいのかも。

毎日出勤で通る道にあるお店なのに、この日まで入ったことがないお店もたくさんありました。にこにこ顔で子どもたちを迎えてくださる店主やスタッフの方々に、このお店にはこんな方がいたんだなあと知ったり。

ちょっと緊張顔の子供たち。フォトスタジオでは記念撮影もしました。

いつもの街が魔法を使える場所に

仮装した子どもたちが手をつないだりお菓子をもらったりしているのを見ていると、おとなも心が弾みました。

普段知っている街やお店だけど、今日だけは合い言葉を言えばお菓子をもらえて、思い思いの仮装をして街を歩いて。

いつもの街が魔法を使える場所に変わったようなひとときです。

阪急伊丹駅前ひがし商店街を歩く子どもたち

お店の方、すれ違う街の方々も、仮装した子どもたちに、かわいいね、かっこいいね!と声をかけてくださって、子どもたちも満更ではない顔。だってみんなかわいいしかっこいいし。

ちょっとだけ非日常な感じで、照れちゃう。

「いたみハロウィンツアー2021」では、いつもの街の違う顔を見ることができました。街の、お店の、奥行きというものを感じました。

ハロウィンという1日だけの魔法でしょうか。

息子はあの日以来、お菓子をもらったお店の前を通ると、「あ、trick or treatのお店だ!」と言います。

1日だけと思った街の魔法はちょっとだけ続いているのかもしれません。

参加協力店

クロスロードカフェ
アトリエMOVE
matuya
丹尚堂
cafe Mon & Mon Cachette
開華亭
Cafe Champroo
WINDWARD GRILL
Tandoori Delights
フォトスタジオ Star Love
ITAMI ECHO

主催:いたみハロウィンツアー実行委員会
協賛:伊丹市

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