リポート|「鳴く虫と郷町」の始まりはキリギリスハンターの1日から!

公開日:2023年06月04日

毎年9月に伊丹で開催されている鳴く虫と郷町。今年は、9月8日(金)〜17日(日)の会期が決定しています。

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「鳴く虫と郷町」では伊丹の街のあちこちで鳴く虫の声を楽しむことができます。

ここで大活躍するキリギリスは街のみんなが幼虫のうちにハントして、伊丹市昆虫館の方がイベント開催まで大事に育ててくれているんです。

わたしたちもキリギリスハンターになろう!とITAMI ECHOでも大人と子ども、みんなで猪名川河川敷に出かけました。

5月27日(土)、関連イベントのスタートとして開催された「あつまれ!キリギリスハンター」への参加です。

実際キリギリスをとる前に昆虫館の方が捕まえ方など説明してくれます。オスとメスの見分け方など。

説明を聞いたら、みんな虫あみを片手に、河川敷や土手に思い思いに散らばって、キリギリスを探します。

わたしは虫をとるのは初めてだったので、捕まえるのはおろか、見つけるのも無理かも……と思っていたのですが、これがけっこう見つかります!

最初はただの草が生えているところを見ているという感じなのですが、そのうち草のあいだからぴょん!と跳ねているキリギリスが見えてくる!一匹見つけると、どんどん見つけられるのがふしぎ。キリギリスアイになるのかな。

発見しても最初は逃げられたり虫かごに入れるのに苦労していましたが、そのうち慣れてひょいっといけるようになります。

大人も子どもも夢中になって一緒にとります。「いた!」という声がそこここで上がります。

だんだん興奮してきて、自分より背の高い草の中も分け入って入っていく子ども。

網で捕まえた後は、キリギリスか他の虫かごを見分けて虫かごに入れます。けっこう似た虫を捕まえちゃうこともあるので、見極めが必要。

最初はどの虫も一緒に見えましたが、慣れてくると背中に筋のあるのがキリギリスというのがわかってきたり、オスやメスも見分けられるようになってきて、おもしろいです。

20分くらいハンティングしたら、一度集まって、昆虫館の方がキリギリスに似た虫などを絵で教えてくれました。

大きなかごにいっぱい入ったキリギリスを、この後すぐに昆虫館の方がオスとメスに分けて数えたということで、(おつかれさまです……!)この日はオス196匹、メス201匹の収穫!

最後は本日のハンターたちで集合写真を。

みんなでキリギリスハンターとして頑張った1日でした!

自分もキリギリスハンターになりたい!という方は、来年ぜひ参加を!

お問い合わせ
伊丹市昆虫館
伊丹市昆陽池3-
昆陽池公園内
TEL:072-785-3582

鳴く虫と郷町
[主催]
鳴く虫と郷町実行委員会
公益財団法人いたみ・文化スポーツ財団
伊丹市

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