リポート|元大関琴奨菊さんが直接指導!相撲体験会

公開日:2023年11月18日

10月14日(土)12:15〜15:00、市立図書館ことば蔵と市立相撲場(猪名野神社内)において令和5年度伊丹市少年相撲教室が開催されました。

伊丹市スポーツ振興課ウェブサイトより

当日は秀ノ山親方(元大関琴奨菊)琴裕将さんと琴隆成さんのお二人の力士が子供たちの指導にあたられました。

練習前にまずは集合写真を

最初にことば蔵では伊丹相撲協会の樋口正美会長より、相撲の基礎や番付の言葉の由来について講義がありました。

その後、伊丹市立相撲場に会場を移し体験会が開催されました。

体験会の参加人数は、ちびっこ相撲教室のメンバーも含め44名、その中に、2023年度わんぱく相撲兵庫ブロック大会6年生男子の部で優勝し第38回わんぱく相撲全国大会出場の加藤正永(かとう しょうえい)君と2023年度わんぱく相撲兵庫ブロック大会5年生女子の部で優勝し第4回わんぱく相撲女子全国大会出場の西森幸葉(にしもり ゆきは)さんも参加されました。

四股踏み稽古
すり足の稽古
股割りの稽古
小学3年生以下の子供たちは下の土俵で三番稽古「見合って見合って!」
「のこった、のこった!」
小学4年生〜6年生は上の土俵で三番稽古
高学年の勝ち抜き戦
勝ち抜け勝者に賞品のバナナ一房授与
宮前ふとん太鼓玄武会青年団の東祥輝(ヒガシヨシキ)さん21歳が、琴裕将さんの胸を借りてぶつかり稽古1
宮前ふとん太鼓玄武会青年団の東祥輝(ヒガシヨシキ)さん21歳が、琴裕将さんの胸を借りてぶつかり稽古2 東祥輝さんが力士を土俵際まで追い込む
琴裕将さん、琴隆成さんの2力士対児童多数のぶつかり稽古
伊丹市相撲協会 樋口正美会長
児童から秀ノ山親方と琴裕将さん、琴隆成さんへの質問タイム
児童の質問に答える秀ノ山親方
修了証授与1
修了証授与2
稽古のあと修了書をもらって記念写真
秀ノ山親方から子供たちへ「お菓子撒き」

秀ノ山親方は現役力士引退後、佐渡ヶ嶽部屋で部屋付きで力士の指導にあたっておられますが、来年中の部屋独立に向けて準備を進めておられる事を明言されています。

今回の相撲教室をきっかけに伊丹市と秀ノ山親方の関係が深まることを期待します。

琴奨菊関(現秀ノ山親方)と親交の深い畠太一さん

現役中のまだ平幕の頃から仲の良い秀ノ山親方に、猪名野神社の土俵で少年相撲教室を通じて子どもたちが現役力士と触れ合う機会を作ってもらえたのは、大変嬉しいことでした。

今回だけにとどまらず、これからも秀ノ山親方と伊丹市の皆さんで楽しいことを続けていきたいと思います。

畠太一さんより

最後に主催者である伊丹市のスポーツ振興課課長の秋田博之さんは、今回の相撲教室について「元大関や現役力士と触れ合える機会はなかなかない。参加した子どもたちの励みになればうれしい。」と語ってくださいました。

秀ノ山親方(元琴奨菊)プロフィール

琴奨菊和弘

略歴

昭和59年1月30日福岡県柳川市で3人兄弟の三男として生まれ、一弘と名付けられる。
平成8年4月高知県須崎市の明徳義塾中学校に相撲留学
平成10年8月全国中学校体育大会で優勝し中学横綱に
平成14年1月元横綱琴櫻の佐渡ヶ嶽部屋に入門
琴菊次の四股名で初土俵
平成16年1月「琴奨菊」に改名
平成18年11月東2枚目で10勝を挙げ、初の三賞となる技能賞を獲得
平成23年9月秋場所後、新大関に昇進
平成28年1月14勝1敗で初優勝。日本出身力士10年ぶりの優勝
令和2年11月現役引退と年寄「秀ノ山」襲名を発表

現在は佐渡ケ嶽部屋にて後進の指導にあたっている。
来年2024年秋に「秀ノ山部屋」新設予

開催概要

令和5年度伊丹市少年相撲教室

開催趣旨

相撲を通じて武道における礼節を学ぶことで、心身の健全な育成と相互の親睦を深めることを目的とする。

主催

伊丹市教育委員会

後援

公益財団法人日本相撲協会
伊丹相撲協会

開催日時

2023年10月14日(土)
12時15分~15時頃

開催場所

伊丹市立相撲場
伊丹市宮ノ前3丁目6-1猪名野神社境内

伊丹市立図書館「ことば蔵」地下1階多目的室
伊丹市宮ノ前3-7-4

指導員

秀ノ山親方(元大関:琴奨菊)、力士2名(琴裕将、琴隆成)
伊丹相撲協会

スケジュール

12:15〜13:00 伊丹市立図書館ことば蔵
 講義(相撲の狙い・相撲の歴史・相撲の基礎知識)

13:00〜15:00 伊丹市立相撲場
実技(まわしの締め方・基本動作、応用練習等)

対象者

年長~小学6年生

募集人数

100人

参加費

無料

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