公開日:2023年07月06日
昆陽3丁目に天ぷら屋さんが新しく出来ました!
「揚げたて天ぷら 豊(とよ)」
7月1日(土)オープンの少し前、6月27日(火)のプレオープンにお邪魔させて頂きました……ワクワク♪
阪急伊丹からバスで5分ほど、「札場辻」が最寄りバス停です。歩いても20分ほどですよ。バス停から少し北に歩くと見えてきました!
看板に提灯、「ここだよ~」とアピールされました。夜はさらに引き寄られそうですね。
お店に入ると「いらっしゃいませ!」と優しいトーンの声。
入口すぐのところで白い上着と帽子で天ぷらを揚げてらっしゃるので期待感が高まります。
今日は「豊コース」と「季節のコース」を頂きました。
まずは付出し。
万願寺とうがらしの炊きびたし・酒盗。上品で、早々とお酒が欲しくなる味でした。
カウンターやテーブル席で、ほっと寛げそうです。
そしてやってきました第一弾!
「天使の海老」
海老大好きっ子の筆者には、いきなりメインが降臨した感じですぐに食べるのがもったいない……なんてあるわけない!揚げたてをお塩で頂きま~す。
はふっ、さくっ、ぷりっ、あまっ、あ~幸せ♪
頭もカラリと揚がっており、粒が細かくしっとりした柚子塩&ガツンとくる淡路島の藻塩、どちらにも合いました。レモンをかけるのもオススメだそうです。
そのあとは豊コースは「とうもろこし」「紋甲いか」「万願寺とうがらし」、季節コースは「オクラ」「鱧」「万願寺とうがらし」と続きます。
どれも素材からしっかり吟味されたもの。一つずつ提供して下さるので、頂く側もしっかりゆっくり味わえますね。
天ぷらって家でもあり合わせの材料で出来ますが、お店で食べると「これは家では味わえないわ~」と脱帽してしまいます。肩肘張らないのに特別感がある……そんな感じしませんか?
次は何かな?と楽しみに待つところにやってきたのは、涼しげなガラス器。
「トマトウォーターの素麺」
わぁ、おしゃれ♥こんがり小麦色に目が慣れていたところに、色彩が楽しい。ほんのり酸味、ほんのりトマト、のど越しツルリなお素麺で、お口の中がサッパリしたところで後半戦です!
豊コースは「かぼちゃ」「キス」、季節コースは「なす」「イサキ」がやってきました。
産地をご質問したところ丁寧に答えて下さいました(忙しい中ありがとうございます!)
国産の素材を中心に選ばれている中で「キスはオーストラリア産なんですけど、でもすごくこだわって育てられたグレードの高いキスで……大それたキスなんです!」
何だか、料理への愛をこの一言にも感じてしまいました。大それたキス、ふわっふわでした♪
次は可愛いものが。
「神山しいたけ」
お店のInstagramにも熱く投稿されている、絶対オススメ!な一品。
おぉ~~トロットロ~。でも歯応えもあって不思議な食感、そして芳ばしい香り。こんなしいたけ初めて……出逢いを確かめるために明日も食べたい!そんな感じでした。
そして、大きなかき揚げでラスト。
豊コースは「玉ねぎとかぼちゃ」季節コースは「とうもろこしとミツバ」でした。
……と、そこにご飯とお出汁が登場!!
なんとフィナーレは、「かき揚げの出汁茶漬け」。
サクッ、じゅわっ、サラサラ……最後の最後まで、目と舌で楽しませて頂きました。デザートもついて、お腹いっぱいです。
ごちそう様でした!!
プレオープンということでスタッフさんも一つ一つの作業を確認しながら厨房とホールを動いておられました。
皆さん折り目正しく爽やかな中に、楽しく人懐っこい空気とこれから始まるワクワク感が感じられ、とても居心地よい雰囲気でした。
代表の速水豊碩さんはまもなく27歳だとか……高校時代にアルバイトしていたお店や料理学校を出て働き始めた割烹などで、なぜかずっと天ぷら担当だったそうです。その後も天ぷらや揚げ物に関わることが途絶えず、ご自分の店を持つにあたっても自然と「天ぷらで!」と思われたそう。
「めぐり合わせですね」とおっしゃっていましたが「天ぷらは面白い」との言葉も。こだわって調合されているという油もその一環でしょうか。
飲食店が沢山ある伊丹ですが、天ぷら専門のお店はなく……素材を生かした天ぷらで「ナンバーワンでオンリーワン」を目指していくそうです。
マネージャーの筒井涼太さんとのタッグで、素敵なお店になっていかれますように♪
ランチ営業もありますよ。伊丹ごはんの楽しみが一つ増えますね!!
伊丹市昆陽3-248-1
TEL:072-744-6662
ランチ11:30〜14:30(13:30 L.O)
ディナー17:30〜22:30(21:30 L.O)
不定休
店舗北側に専用駐車場あり
個室あり(要予約)
Written by みーた