3月23日デビューの「伊丹エアポートライナー」を一足お先に見てきた!市バスのダイヤ改定も

公開日:2020年03月17日

伊丹市営バスが3月23日(月)にダイヤを一部変更するようです。

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今回のダイヤ変更の一番の目玉は、なんといっても「伊丹エアポートライナー」の運行開始ですね!

「伊丹エアポートライナー」とは?

すでにご存じの方も多いと思いますが、今までJR伊丹駅と大阪国際空港とを結んでいた直行バス(26系統)が、今回のダイヤ変更から新しくなり、JR伊丹駅~阪急伊丹駅~大阪国際空港を結ぶ急行バス「伊丹エアポートライナー」として生まれ変わります。

運行ルートは次の通り↓

今まではJR伊丹発着で阪急伊丹は経由しませんでしたが、これで阪急沿線の人にも便利になりそうです。

「伊丹エアポートライナー」は平日・土休日とも16往復が運行され、そのうち10往復に今回導入される新型車両が投入されます。

「伊丹エアポートライナー」の専用車両をチェック!

広報伊丹などではバスの外観写真がでていましたが、どんなバスなのか気になっている人も多いはず。
3月7日に予定されていた記念式典も新型コロナウイルスの影響で中止になりましたしね(;^ω^)

しかし!市民の皆さんにいち早く「伊丹エアポートライナー」の姿をお届けしたい!(←実は本人が見たい)
ということで、私たっきーは伊丹市交通局へお邪魔してまいりました!

企画営業課へおじゃまして、今回のダイヤ変更についてのお話を伺ったあと、早速お目当ての「伊丹エアポートライナー」へ!

ド~ン!
これがウワサの「伊丹エアポートライナー」だっ!
白いボディーに酒蔵と酒樽をイメージしたイラストが入り、いかにも伊丹らしいデザイン。

ちなみに車両は伊丹市バスで一番台数の多い、いすゞの新型「エルガ」。今回のために新たに導入された1台です。
伊丹市バスは最近、三菱の「エアロスター」というバスも導入したんですが、今回はまた「エルガ」に戻ったみたいです。

こちらが正面。
実は伊丹市バスのフロントミラーは両側ともに、ミラーのステーがツノのように飛び出しているのが特徴らしいんですが、「伊丹エアポートライナー」車両は、運転席側のミラーだけが標準仕様になっているらしいです。

前面窓下には「Itami Airport Liner」のロゴが。

そして前面で一番の特徴はといえば、伊丹市バス初の全面フルカラーLED導入!
行先は白文字、右の系統番号は緑の囲みに、下に赤地の白の「急行」表示(今までは「直行」でしたが急行に変わるようです)。
そして左には青で飛行機のマークが。かなりカラフルになりました。

運転台側の側面。

そしてこちらが乗降ドア側の側面。
どちらの側面も、酒蔵と酒樽、ロゴが大胆にデザインされてますねー。

側面の表示器もフルカラーLEDに。
今までの市バスの側面表示器は、上に行き先、その下に経由地が矢印付きの縦書きで表示される伊丹市バス独特の仕様でしたが、今回は全面表示スタイルになっています。
さらに多言語対応で中国語と韓国語での表示もされるように。

こちらが後部。伊丹空港と伊丹市のロゴに合わせて、伊丹市の「たみまる」「ヒコまる」関西エアポートの「そらやん」がコラボしてます。
後部のウインカーと停止表示灯もLEDになっています。

もちろん、後ろの表示器もフルカラーLEDに。表示はシンプルですね。

ちなみに伊丹市バスでのフルカラーLEDは、当面この「伊丹エアポートライナー」車両だけになるとのこと。フルカラー表示にすることで、空港行きの急行バスであるということをアピールする目的もあるそうです。

「伊丹エアポートライナー」の車内をチェック!

さて、車両の外側を一周したので、つぎはいよいよ車内へ!

あ~!新車の匂いがするぜ~(笑)。

入口を入って最初に目にするのが、この運賃箱。
全国共通ICカード対応のものに変わりました。カードリーダーの周りが黄色になっているのが特徴です。
実は現在、他のバスも順次このタイプへの変更が進んでいるので、目にした方も多いかも。

こちらが車内の様子。他の車両とはちょっと変わって「伊丹エアポートライナー」オリジナルのものに。
では、変わったポイントをご紹介!

◎変わったポイントその①「シートの柄がオリジナル」

座席シートのデザインが、「たみまる」と「ヒコまる」のイラストが入ったものに。可愛いですねー。

◎変わったポイントその②「降車ボタンがオリジナルバージョンに」

降車ボタンも「たみまる」がデザインされたものに。

ボタンをポチッと押すと、LEDで白く光りますよ!

◎変わったポイントその③「荷物置きスペースができた」

空港行きのバスらしく、大きなスーツケースも置くことのできる荷物置きスペースが、出口ドアの正面に設置されました。
バスの走行時などに動かないよう、ネットとバーでちゃんと保護されているのでこれは安心。
大きなスーツケースが2個は入りそうです。

荷物置きスペースの表示にも「たみまる」と「ヒコまる」のイラストと、4か国語(日本語・英語・中国語<簡体字・繁体字>・韓国語)での表示が。

◎変わったポイントその④「各種表示がオリジナルに」

先ほどの荷物置きスペースだけではなく、車内の注意表示などもオリジナルのものに。

ここにも「たみまる」「ヒコまる」が多数登場。そして4か国語表示になりました。

そして出口ドアの下にはこんな表示が!
旅に出る気分も上がりますねー。

◎変わったポイントその⑤「広告スペースに伊丹の名所が!」

車内の後部座席上部にある広告スペースに、伊丹の名所などの写真が掲示されています。
こちらは昆虫館と長寿蔵のライトアップ。

その後ろには荒牧バラ公園と緑ヶ丘公園が。

反対サイドには昆陽池の桜と伊丹スカイパーク。

宮前まつりのふとん太鼓の様子も。
何気に写真の間にある、「たみまる」と「ヒコまる」の市内案内もいい味出してます。

空港に行く用事がなくても、このバスには乗ってみたくなりますよねー!
早く走る姿を見てみたいものです。

「伊丹エアポートライナー」の運行時間は?

気になる「伊丹エアポートライナー」、それも専用車両の運行時間ですが、すでに伊丹市交通局のウェブサイトで公開されています。

阪急伊丹駅発の時刻はこちらで↓

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大阪国際空港発の時刻はこちら↓

[blogcard url=”http://www.itamicity-bus.jp/kaisei/Bus-a/kuko.html”]

 

時間帯によっては運転間隔がかなり空くこともあるので、乗車の前には時刻をチェックしたほうがよさそうです。

3月23日から市バスのダイヤ変更も

「伊丹エアポートライナー」の運行開始に合わせて、伊丹市バスでは3月23日(月)からダイヤを変更するそうです。

今回のダイヤ変更では現在の運行系統は変更せず、実際の利用状況や道路状況などに合わせて、一部で時刻などの見直しを実施しているとのこと。

バス停の新設・バス停名の変更

・県道尼崎宝塚線の昆陽ノ里交番前に「昆陽里・交番前」バス停が新設になり、山田・塚口方面行のバスが停車
・道意線の小井内交差点南にある「小井内」バス停が「小井内南」になり、塚口方面から阪急・JR伊丹方面行のバスが「小井内南」「小井内」の両方に停車することに

その他、4か所のバス停名が変更になるそう。

・「神津小学校前」→「神津交流センター前」
・「北伊丹」→「JR北伊丹」
・「住電朝日精工前」→「北河原6丁目」
・「イオンモール伊丹テラス」→「イオンモール伊丹」

バス停名の変更は、実情に合わせてということになるのでしょうか。

市バスの新しい時刻については、伊丹市交通局のウェブサイトで確認することができます。

[blogcard url=”http://www.itamicity-bus.jp/timetabel/”]

 

阪急伊丹・JR伊丹・塚口・大阪国際空港の時刻は広報伊丹3月1日号折込の「市営バスかわら版」にも掲載されています。

各バス停の新しい時刻表は3月13日(金)ごろから、各バス停に掲示されるほか、3月17日(火)からは交通局広畑営業所でも配布されるとのこと(阪急伊丹駅前の市バス総合案内所では4月以降の予定です)。

取材に協力いただきました、伊丹市交通局企画営業課と伊丹市役所交通政策課の皆さま、ありがとうございましたー!
お礼のしるしに、これから伊丹市バスでいろいろ企画やっていきます(笑)。

[写真&文:たっきー@ECHO]

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