公開日:2020年09月17日
9月11日(金)の夜、「鳴く虫と郷町」関連企画として「生放送!虫のいいラジオ」を開催しました。
昨年に続き、三軒寺前広場から公開放送を行い、YouTubeで生配信!「ラジオ」にこだわり音声のみの配信ですが、ゲスト出演や中継リポートなどを盛り込み、「鳴く虫と郷町」の魅力をお伝えしています。
「虫のいいラジオ」は今からでもお聴きいただけます。アーカイブでは一部配信されずカットされた部分もすべて入った「完全版」を公開しました。(リポート部分など一部聞き取りづらい箇所がありますがご了承ください。)
昨年は予定時間にうまく配信スタートできなかったなどのトラブルがありましたが、無事?スタートでき終了した(と思われる)今年の「虫のいいラジオ」の裏側をご紹介!
お天気が怪しかったのですが、予報では降っても小雨ということで、予定通り三軒寺前広場から配信することに。
ブース設営のあと、機材設置、進行の打ち合わせなどを行いました。
実は、配信直前まで、「○○が繋がらない!」「もうこれでやりましょう!」というバタバタがあり、何とかスタート。
今年は、新メンバー「ゆうこちゃん」とITAMI ECHOの「たっきー」がメインパーソナリティを担当、アシスタントは昨年に続き「ゆみちゃん」が担当し、この3人で番組を進行。
3人のプロフィールなどはこちらで紹介しています。
スタート前は、とても謙遜していた「ゆうこちゃん」ですが、始まってみるとなんのなんの。上々な滑り出しです。
3人でゆる〜くオープニングトークを行ったあと、伊丹市立図書館ことば蔵から中継リポートが入ります。
リポーターは今年も「たみちゃん」です。
伊丹郷町館が工事休館中のため、東リ いたみホールで各種鳴く虫の展示を、そして、ことば蔵で鳴く虫のパネル紹介や標本の展示を行っています。
展示の様子を紹介したあとは、ことば蔵の木村幸夫さんにインタビュー。今回の展示のことやことば蔵で開催する「鳴く虫と郷町」の関連イベントについてお話いただきました。
続いて、ブースには「鳴く虫と郷町」仕掛人のお一人、伊丹市昆虫館副館長 坂本昇さんが登場。
「鳴く虫と郷町」スタートのきっかけやコンセプトについて、また、「鳴く虫と郷町」で出会える虫たちのこと、代表的な鳴く虫たちの紹介などをクイズを交えてお聴きしたあと、最後に、「鳴く虫と郷町」の今後の展開などの貴重なお話も。
番組が進むにつれ、「ゆうこちゃん」も余裕が出てきました。(笑)
途中、メッセージの受付などを案内しながら番組を進めます。そして、続いてのゲスト、伊丹市立伊丹スポーツセンターの笠松彰子さんが電話でのご出演です。スポーツセンターでの鳴く虫の展示や開催中の企画「おうちから灯す行灯」についてお話をお聴きしました。
実は、笠松さんからは、「普通であれば広場まで行ける」「夕方に事が起こるスポセンなので間に合いそうになければ電話で」と聞いていたのですが、「やはり事が起こりました」という連絡をいただき、電話での出演に!いったい何が起こったんでしょうか。(笑)
笠松さんのお話をお聴きしている間、中継組は西台2丁目のバー「WINNER(ウィナー)」へと移動します。
「鳴く虫と郷町」の開催期間中、「クツワムシの館」としてもはや隠れたメイン会場に!
スズムシでもなくキリギリスでもなく、もちろんマツムシやカネタタキでもない、ガチャガチャと大きな声でなくクツワムシだけが12匹。一斉に鳴く声はまさに聴きもの。
マスターの森さんのお話やクツワムシの声もお届けしているのですが、回線状況の問題からか、クツワムシの声が大き過ぎて周波的に人の声をうまくキャッチできていないせいか、音声が聴きづらくなっています。こちらはWINNERへ足をお運びいただき、その圧巻のクツワムシの声を是非生で聴いていただきたい!
WINNERからの中継リポートのあと、ブースで続いてのゲスト出演です。公開配信場所である三軒寺前広場の奥にある「クロスロードカフェ」店主の荒木さん。「鳴く虫と郷町」の運営にも長く携わって来られた荒木さんに色々とお話をお聴きしました。
2009年の「鳴く虫と郷町」にお越しいただいた元アサヒビール芸術文化財団事務局長の加藤種男さんの素敵な言葉をご紹介いただきましたので、こちらでも。
社会に「自己責任」という言葉が闊歩しだしてから。
みんなが余裕がなくなり、まわりが見わたせなくなった時代。
虫を中心にして、いろんな立場の人が寄り添い、いろんな湧 き出るものを大事にする。
そんなことが、この「伊丹」でやられていることに、純粋に 嬉しく思うし、続けていって欲しいと思う。
たかが虫。されど虫ですよ。
そのあと、フリートークや関連イベントのご紹介などを挟みます。三軒寺前広場で展示している虫がよく鳴いていて、ラジオでもその声が聴こえていましたね〜。
その後、東リ いたみホールから中継が入ります。休館中の伊丹郷町館に代わり、各種鳴く虫の展示を行っているのが東リ いたみホールです。
今日から始まった「鳴く虫と郷町」。
今年は、東リ いたみホールでたくさんの鳴く虫を見ることができます。
スズムシ、キリギリス、クツワムシ、コオロギなど、この機会に、ぜひ、間近で虫の音色をお楽しみください♪9月11日(金)~9月20日(日)2階ロビーにて#鳴く虫と郷町 pic.twitter.com/SOAmEfY2BX
— 東リ いたみホール (@itamihall) September 11, 2020
リポーター「たみちゃん」のお話ぶりから、予想を超える展示の様子が伝わります。
こちらの中継では、偶然居合わせた、フルートと小さなハープのユニット「行灯社(あんどんしゃ)」のみほさんにインタビューもできました。
東リ いたみホールから中継リポートをお送りしたあとは、館長の権田康行さんが登場!当初、権田館長には、東リ いたみホールからの中継でお話をお聴きする予定でしたが、「ブースまで行けますよ」とご連絡をいただき、急遽、ブースでご出演!
今回初めて虫の展示をすることになった東リ いたみホールでの様子や開催イベントについてお話をお聴きしました。東リ いたみホールで鳴く虫展示が観られるのは郷町館が休館だからこそ!8時半から22時まで開館しているので、お仕事前や通勤帰りでも立ち寄れますよ。
権田館長のお話のあとは、お店に鳴く虫を置いている「ゆうこちゃん」「ゆみちゃん」の鳴く虫エピソードや女子目線の鳴く虫にまつわるトークを繰り広げます。
そして、最後のゲスト、伊丹市昆虫館学芸員の角正美雪さんが電話でご出演!昨年に続いての登場です。
角正さんの普段のお仕事や昆虫館と「鳴く虫と郷町」との関わり、今年の「鳴く虫と郷町」やスズムシ里親プロジェクトについてのほか、昆虫館での催しについてなど様々なお話をお聴きしました。
いよいよ終わりに近づき、TwitterやYouTubeのチャットでリスナーさんからいただいたメッセージをご紹介したり、ブースでは余韻を楽しむようにトークが続きます。
最後は、リポーター「たみちゃん」にも入っていただき、4人で総括トーク!それぞれの告知などもお話します。
18時〜20時の2時間、リポート部分など、一部聞き取りづらいお聴き苦しいところもありましたが、何とか配信を終えることができました。
三軒寺前広場やYouTubeでお聴きいただいたみなさん、メッセージをお寄せいただいたみなさん、ご出演いただいたみなさん、中継のご協力をいただいたみなさん、ありがとうございました!
終了後は記念撮影!また来年の「鳴く虫と郷町」でお耳にかかれたら嬉しいです。
「鳴く虫と郷町」は20日(日)まで続きますので、引き続きお楽しみください!
ITAMI ECHO関連では、20日(日)に「シルクスクリーンで作る鳴く虫グッズ」を開催しますよ!
アーカイブでは一部配信されずカットされた部分もすべて入った「完全版」
リポート部分など一部聞き取りづらい箇所がありますがご了承ください。
伊丹市立図書館本館ことば蔵
(木村幸夫さん)
伊丹市宮ノ前3-7-4
TEL:072-783-2775
月曜休館
伊丹市昆虫館
(坂本昇さん、角正美雪さん)
伊丹市昆陽池3-1
TEL:072-785-3582
火曜休館 (火曜が祝日の場合は翌日休)
伊丹市立伊丹スポーツセンター
(笠松彰子さん)
伊丹市鴻池1-1-1
TEL:072-783-5613
WINNER(ウィナー)
(森克之さん)
伊丹市西台2-3-16
TEL:784-5932
月曜定休
クロスロードカフェ
(荒木宏之さん)
伊丹市中央3-2-4
TEL:072-777-1369
火曜と第3・第5月曜定休(祝日は営業)
東リ いたみホール
(権田康行さん)
伊丹市宮ノ前1-1-3
TEL:072-778-8788
火曜休館(火曜日が祝休日の場合翌日)
「ゆうこちゃん」板谷有子(カジュアルファッション TONTON)
たっきー(ITAMI ECHO)
「ゆみちゃん」太原佑三子(アジアン雑貨ショップ roughAsia(ラフエイジア))
「たみちゃん」市原民子(伊丹市民。シャンソン歌手)
ITAMI ECHO
岡田隆義(ITAMI ECHO)
鹿嶋孝子(ITAMI ECHO)
山路由花(ITAMI ECHO)
鹿嶋しょうじ(ITAMI ECHO)
ワカ
Written by Takako Kashima