公開日:2026年05月21日
チェコの“原風景”に出会う。
市立伊丹ミュージアムで「チェコ絵本の父 ヨゼフ・ラダ展」開催中

おでかけ先にぴったりな展覧会が、市立伊丹ミュージアムで開催されています。
現在開催中なのは、「チェコの国民的画家」と称される ヨゼフ・ラダ の大規模回顧展「チェコ絵本の父 ヨゼフ・ラダ展」。
本格的な大規模の回顧展で、絵本好きはもちろん、アートファンや親子連れにもおすすめしたい注目の展覧会です。
チェコ・プラハ郊外の小さな村で生まれたヨゼフ・ラダは、幼い頃に右眼を失明しながらも独学で絵を学び、自らの画風を築き上げた人物。


明快な線とやさしい色彩で描かれる世界は、どこか懐かしく、ユーモラス。そして、雪景色の村や動物たち、人びとの暮らしの情景には、不思議なぬくもりがあります。




特に、日本でも親しまれている『黒ねこミケシュのぼうけん』や『きつねものがたり』の原画・資料が並ぶ空間は、大人にとっては“絵本の記憶”を呼び起こし、子どもたちには“新しい物語との出会い”になるはず。


さらに、チェコ文学の名作『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵原画も展示され、ラダが諷刺画家として活躍した時代の仕事にも触れることができます。
今回の展示では、ご遺族所蔵コレクションを中心に、絵本原画、絵画、諷刺画など約200点以上を紹介。


チェコの四季や農村の暮らしを描いた作品たちは、国や時代を超えて、どこか伊丹の“まちの温度感”にも通じるものがあります。
ゆっくり作品を眺めながら、「暮らしの豊かさ」や「子どもの頃の感性」を思い出せる、そんな時間になるかもしれません。
会場は、 市立伊丹ミュージアム 展示室2・3・5。
会期は2026年6月7日(日)までです。
ゴールデンウィーク明けの初夏のおでかけにもぴったり。
絵本の世界を旅するようなひとときを、伊丹で過ごしてみてはいかがでしょうか。
2026年4月10日(金)〜6月7日(日)
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
月曜日(※5/4開館、5/7休館)
市立伊丹ミュージアム 展示室2・3・5
一般1,100円/大高生800円/中小生500円
市立伊丹ミュージアム
[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市]
伊丹市宮ノ前2-5-20
チェコ共和国大使館、チェコセンター東京
チェコ絵本の父 ヨゼフ・ラダ展図録
2,970円(税込)
会場限定で販売中!

Written by ITAMI ECHO編集部