【アイホール】3月10日（月）「『シニアのための声に出して読む』朗読発表会」開催！

公開日：2025年03月05日

3月10日（月）、アイホール（伊丹市立演劇ホール）で「『シニアのための声に出して読む』朗読発表会」が開催されます。

講座「シニアのための『声に出して読む』」はアイホールで定期的に開催されている60歳以上を対象にした朗読講座。月に1回のペースで実施され、全6回連続講座となっています。

講師に、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』（2011年）で出演だけではなく「岸和田ことば指導」も担当され、舞台、映画、テレビ、ドラマなどで活躍する俳優の林英世さんを迎え、発音・発声の基礎を学ぶもの。「言葉や文章の持つ意味を理解し、読み込むことで声と表現は見違えるほど変わる」ということで、声を出すということだけでなく、自身の声を通して作品の世界を味わい深く表現するということにチャレンジ。

講座の6回目（最終回）には発表会を行っています。

参加者のひとりひとりが「言葉や文章の持つ意味を深く考え、自分が感じたことを「声」で表現する方法を学び、練習を重ねてきた」その集大成となる今回の発表会。

それぞれの受講生たちが選んだ作品を1人5～7分という時間で朗読。受講生たちが自身の「声」で届ける作品世界を感じることができます。

黙読ではなく声に出して読むことで、自身にもまた伝わる感情があり、また、音読には視覚と聴覚の両方を用いるために脳が活性化するという効果がありますが、さらに朗読は「作品の意味や雰囲気、登場人物の性格などを表現することを目的」とし「人に聞かせるために文章を声に出す」ことからさらに効果的で、朗読を聴く側にも感じることがきっとあるはずです。

受講生の発表の後には講師の林英世さんからの講評もあり、こちらもお楽しみいただけます。

シニアのひとたちの「声」により受け取ることができる世界観、この機会にぜひ。