リポート｜いたみハロウィンツアー2022〜合い言葉といっしょに街へ出よう

公開日：2022年12月20日

最近、3歳の息子は「ぼうけん」という言葉が大好きです。

「ぼうけん」はもちろん「冒険」のこと。

声をかけても気づかないほどアニメに夢中でも、「さあぼうけんに行くかー」と言うと、「ぼうけん！？」と振り返ります。

行く先は近所のスーパーや公園なのですが、それでも毎回いろいろなものを見つけるお年頃。「ぼうけんに行った」と満足なようです。

そんな彼は、最近「だいぼうけん」をしました。その行き先は伊丹の街。

昨年に引き続き、今年もいたみハロウィンツアーがやってきたのです！

合い言葉はもちろん今年も、「Trick or Treat（トリックオアトリート）！」。

この言葉を言えば、街のお店のひとたちがお菓子をくれる、魔法の1日が始まります。

さあ街を巡ろう！

各地でハロウィンイベントはありますが、子どもたちが各所をまわって合い言葉を言えばお菓子がもらえる、本場ふうのハロウィンはまだあまりない気がします。

しかも今年はイベントの規模も大きくなり、子どもたちも参加してくれるお店も数が増えました。

三軒寺前広場では、ステージやマルシェも開催して、仮装して街へ出ておいでよ！と誘っているかのよう。

仮装にもブームがあるのか、今年はマリオとルイージがいっぱいきてくれましたね。

女の子はプリンセスや妖精がやっぱり人気みたい。

不思議の国のアリスや、スパイダーマンも。

『鬼滅の刃』人気もまだまだ続いているようですよ。

おそろいルックの子が多かったのもかわいかったなー。

おや、ひとりだけ時代祭みたいな子が……うちの子だ！

以前、我が家に『平家物語』ブームが来ているという記事を書きましたが、ブームは静かに続いており、今年は畏れながら平家の公達でいかせていただきました。

なんの仮装しようか？と家で相談するのもわくわくする時間でした。準備も楽しいというのが、イベントの醍醐味ですよね。

子どもが主役、と言いながらも仮装は大人だって楽しくなります。

今年はお店の方々の仮装を見るのも楽しみのひとつでした。

伊丹のハロウィンの楽しさって、日常と非日常のかけ合わせのような気がします。いつもの街を仮装して歩く非日常感が、気持ちを高めてくれますね。

大人になって忘れていましたが、「いろいろなひとからお菓子がもらえる」ってそれだけでうれしいこと。しかも仮装つき。

誕生日やクリスマスと同じくらい楽しかったイベントの記憶として残って、心待ちにする子が伊丹に増えるんじゃないかな、と思います。

運営としてはばたばたしたところもありましたが、参加の保護者の方、お店の方々、マルシェ・ステージの皆さんの「子どもたちを喜ばせてあげたい」という気持ちで、無事にイベントを終えることができました。

ここには掲載していない写真も、「いたみハロウィンツアー2022 フォトリポート」のページから見ていただけます。ちょっと前のことになってしまいますが、年末にでも「今年のハロウィン楽しかったなあ」とみなさまで見ていただけたら嬉しいです。

「次のハロウィンは忍者にしようかなあ」と早くも来年のことを考え出した息子。

ハロィンが伊丹の秋の新たな風物詩となるのか、これから楽しみです。

実施概要

日時	10月29日（土）
場所	伊丹市中心市街地の一部エリア（中央、西台）
主催	haz algo（株式会社echo fields内／伊丹市西台）
協賛	伊丹市
助成	阪神北☆夢づくり応援事業（兵庫県北県民局）
協力	ITAMI ECHO（株式会社echo fields）