2020年10月09日
阪急伊丹駅からほど近い場所に、大通りから身を隠すように、でもしっかりとオーラを纏った『焼き肉 八七〇』。「八七〇」と書いて「はなれ」と読みます。
こちらのお店の「みっけ」限定メニューは、いい感じにサシの入った「赤身」、ふぐのお刺身くらい薄くさばいた「ミノ」、柔らかさが極限過ぎる「厚切りタン」の3品。
ここに「好きなお酒をなんでもどうぞ!」という超太っ腹メニュー。セットで税込1000円です。
でもみなさん、赤身はともかくですよ?「薄いミノと厚いタン」って、どこを取っても変化球すぎる切り口だと思いませんか?
この理由を尋ねると、「これが美味かったら、絶対他の肉も美味いってわかって貰えるから。」と言い切るオーナーの矢尾博章(やお ひろあき)さん。
確かに!!!
ホルモンが苦手な人でも、このミノならパクパク食べられる。
だって薄くて柔らかい。
「タンは薄めで…」って人でも、絶対リピート確定の厚切りタン。だってこんなにジューシー。
変化球部位がこんだけ美味しいってことは、あとは何食べても絶対美味しいに決まってる。
あ・・・これ。
「矢尾ロジック」に、見事に、しかも完全にハマりました。
伊丹に彗星の如く現れ、瞬く間に人気店になった『焼肉バル ∞(エイト)』の創業者であり、伊丹商店街の精肉屋『298(にくや)』のオーナーでもある矢尾さんが、この『八七〇』を生み出した想いとは。
三度の飯より肉、美しい人間より牛、女性のカラダより肉の部位を愛する矢尾さんは、この類まれなる「肉愛」を、「生涯肉師」と名乗りながら貫きます。
時間さえあれば名店に足を運んで、実際に自分で味わってメニュー開発の材料にする向上心も、わからないことは徹底的に調べて勉強するストイックな姿勢も、「伊丹に常設の屋台村を作りたい」という壮大な野望も。
きっとどれもこれも、彼の「生きる道」なんだろう、と思います。
話をしているだけでもそのエネルギーが、ビリビリと伝わるんです。
経営者としてのマインドやスキルも磨き続け、ミリ単位に細かい「矢尾ロジック」を組み立てて、どこまでもお客さん目線でサービス設計されています。
「どんなに遅い時間に仕事が終わったとしてもウマいもんを食べられる店が、伊丹に1つくらいあってもいいでしょ。」
そんな想いから、18時にお店を開けて翌朝6時まで営業!という驚異的なスタイルを続ける『八七〇』に、みなさんも是非一度足を運んでみて下さい。
※みっけ!限定セットメニューをご注文時には以下の合言葉をお願いします。
伊丹市中央4-2-3
TEL:090-5468-6181
営業時間:18時〜翌朝6時
定休日:不定休
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ライター: Miwa Ueda
2020年10月11日(日)〜11月20日(金)
一部の店舗で任意継続中
ITAMI ECHO(株式会社echo fields)
伊丹市西台1-6-7 西台ビル3F
MAIL:info@itamiecho.net